ミチャポン3才2ヶ月…自分でやることに拘っている。
自分がやるもんだと決めつけたものに関してはゆずらない。
着替えを手伝わせないなどという生やさしいものではない。
(よいよい、着替えは勝手にしてくれ!)
問題のテリトリーは冷蔵庫である。うちには大小2台の冷蔵庫がある。
大きい方は普通の使い方をしているが、もう一方の小さい冷蔵庫はドレッシング類とビール、そしてチューブのワサビやカラシなどだけが入っている。要は食卓にすぐ出したいものだけ入っているのだ。
で…この小さい冷蔵庫がミチャポンのテリトリー。
ここから出すものはみんなミチャポンが出す。しまうのもだ。
「みーちゃん、ビール持ってきて」
「みーちゃんワサビ持ってきて」
喜んで冷蔵庫に向かうミチャポンである。
ここまではいい。
だが、ミチャポンに頼まずに出し入れするのをミチャポンに見つかろうものなら大ごとになる。
「みーちゃんが自分でやるのに〜!!」
泣く、わめく、一旦(こっちが)入れたものを外に放り投げる…
もしくは(こっちが)出したものをまたしまおうとする。
とにかく大騒ぎになる。
「別にいいでしょ、やっておくから」
といっても聞く耳は全くない。
結局、一旦入れたものを出し、ミチャポンに再び渡し、
「はい、じゃ、みーちゃん入れて」
というまで抗争は続くことになる。
非常に手間のかかる「自分でやる〜」である。
これってなんか発達障害的こだわりのような気がしないでもない。
そろそろ児童相談所に行かなくてはと思いつつ、
「まあ、こんなもんか」とも思うものでつい面倒になる。
私自身がアスペルガーだからよく分からないというのもある。
しかし…やっぱりちょっと変わった娘である。