講演会?構造化された指導〜自閉症の特性に合わせた支援〜

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Nice!

休憩をはさんで、?は具体的な「構造化」について実際にノースカロライナで行っている例を写真で示しながらのお話でした。

写真なので、私が言葉でまとめにくい所もありますが、私が感じたことを書きます。

私は今までTEACCHプログラムというと、「絵カード」を頼りに生活することだと思っていました。

絵カードなしには生活が混乱してしまうくらいなら、最初から絵カードには頼らずに何か別の方法で…できれば普通に生活したい。

普通に近付きたい。

正直そう考えていました。

けれど、それは私の自己中心的な考えでした。

楽にとってどうなのか、楽がよりよく生きやすく生活していくためにはどうしたらいいのかを見落としていました。

自閉症は治りません。

それは、そもそも異常や病気ではないからです。

ただ、定型発達の人と「違っている」だけなのです。

メジボフ教授がおっしゃっていた通り、その違いは文化が違うのと同じで、良い悪いで考えられるべきではない。

楽は、私たちとは違う。

楽は、私たちが普段無意識に行っている様々なことに、困難を感じている。

たとえば、これから何が起きるのか、物事の順番をなかなか覚えられず不安に過ごしている。

私たちだって、時間割の無い学校や、予定表の無い会社に行くのは、ドキドキしちゃうでしょ?

だから、その日の予定をいつも目に見える形でハッキリと示してあげれば、わかりやすい。

見通しが立つと、安心できる。

そうか!もしかして…

最近楽が夕方にシクシク泣いていたのは、

不安だったのかもしれないね。

昨日は出かけたのに今日は出かけないの?昨日はかくれんぼしたのに今日はしないの?昨日はお散歩したのに今日はしないの?なんで?????もう暗くなってきたよ!早くお外行こうよ!

そうか。

不安だったんだ。

だからすぐに作りました

予定表。まだまだ改善の余地ありですが。

これは今日の予定です。

ヨーカドーのマクドナルドでおやつを食べるのをとても楽しみにして、幼稚園に行った楽です