私が「環境によって発症する自閉症」の事を話をしたとき、周りの全ての人が否定的で まるで完全に孤立していたかのようでした。頭が変なんじゃないの?と言われたこともありました。特に自閉傾向の子どもの一部の親からは 攻撃的な発言を受けたこともありました。精神的にとてもきつい・・と思うことは いままでもたくさんありました。全ては過去のことですが・・・『はじめは否定することからはじまる』・・・ことの繰り返しで・・いまは『道を拓く』ことにもちょっと疲れ気味です。
発達障害に関わる協会が ニュースを取り上げてくれたことに関心の高さを感じています。
特別支援教育の反対運動が激化していたころ、ある大きな親の会の中心になっている方に私は『あなたのお子さんは小学生で特別支援教育の事も学校の事も当事者だから今 必死かもしれないけれど、私達にとっては もう子ども達は就職する(した)年齢なので、全く関係がないのね。だから興味も無いし、運動するつもりもないから。自分の事は自分で働きかけるしかないんじゃないの? 情報は分けてあげてもいいけど、うちの会に入っても迷惑なだけ〜実質的な活動をする人以外は入って欲しくないから・・・。』と言われて衝撃を受けた記憶があります。
その頃は、特別支援教育を潰すわけにはいかない=子どもに良い教育を・・・と必死だったので「ええ〜〜〜☆」というのが本音でした。
でも、振り返ってみると、それはそうなんだな〜〜って思えます。
子どもの年齢で環境も学びも全て違うから・・・。
全てに関われるのは 学校・自治体や大学・研究機関なのかもしれない・・・と感じてしまうほどです。
そして、特別支援教育がスタートして 取り残された 特殊学級(特別支援学級)は 学校の中で「あることは知っていましたが、見たことも聞いたことも触れたこともありませんでした」という特殊な「隔離環境」のまま教育が放置されてしまうことに危機感を感じています。(まこちゃんの学校は 旧校舎は この状態でした。現校舎は職員室の横なので 見えますが・・・意識して見なければ=何も見えていないと思います)
私は 私とまこちゃんの現在の教育を考える事だけですね。
ようやく発達障害と科学物質の関係に国が動き出しました♪
日本のニュースと カリフォルニア・デービス校(英語)のニュースです。
東大病院で 今年3月に退官された 加藤教授に心から感謝しています。(まこちゃんが小学2年生の時、8才の頃の出会いです)
『有害化学物質 発育への影響追跡 10万人、出生前から調査 』 8月17日
環境省は約10万人の子供を対象にダイオキシンや水銀など環境中の有害化学物質が発育に及ぼす影響について、出生前から数十年、長期間追跡する疫学調査に来年度から乗り出すことを決めた。
国内での化学物質の影響については成人を対象にした研究が中心で、より影響を受けやすい子供に関する本格的な疫学調査に国が乗り出すのは初めて。
健康への影響が大きいとされる5種の有害化学物質について血液や尿、毛髪中の濃度を毎年1回測定し、成育の状況を記録。得られたデータを総合的に分析、5年ごとに途中経過を取りまとめ、新たな環境基準値設定の必要性などについて検討する際の参考にする方針。
担当者は「化学物質の影響を最も受けやすい胎児の段階から長期にわたり、広範囲にデータを収集することで、近年増加している小児ぜんそくやアトピー、発達障害などとの因果関係解明にも役立つと期待できる」(環境リスク評価室)としている。
化学物質は世界で約10万種類、日本だけでも約5万種類あるとされる。同省によると、調査対象の有害化学物質はダイオキシン、水銀、鉛、有機フッ素化合物、臭素系ダイオキシン。全国の妊婦健診で子供の登録を呼び掛け、出生前や出生時については母親の血液や臍帯血(さいたいけつ)に含まれる濃度を確認する。
床をはい回ったり手や物を口に入れたりするなど摂取経路が成人と異なる幼児の特性にも着目し、食生活や住環境などもチェックする。
子供に焦点を絞った有害化学物質の影響評価や基準づくりは欧州で盛んで、ドイツや英国などで同様の調査が実施されているが、国内では研究や対策の遅れが指摘されていた。
7.5 Million Dollars To UC Davis To Research Autism
In order to continue federal progress on research on autism, EPA and the National Institute of Environmental Health Sciences (NIEHS) announced renewed funding for The University of California/Davis's Center for Children's Environmental Health (CCEH).
This center will investigate how genes and exposure to environmental chemicals during fetal development may play a role in the development of autism. The UC Davis Center will support three projects in partnership with the internationally recognized M.I.N.D. Institute of Sacramento, Calif.
In the past, health problems were attributed to a single cause and effect: a virus, genetics, or trauma. But many illnesses do not fit this model. There are a number of emerging theories that many diseases are influenced by multiple environment and genes (heredity), the environment, and gene-environment interactions.
There are several childhood ailments that are rising with no obvious explanation: asthma, allergies and autism. Estimates show that there could be up to 1.5 million autistic people in the United States today.
The causes of autism are largely unknown, although a high familial recurrence rate supports a strong genetic component. Autism is a disorder defined by lack of social and communication skills, limited capacity for language, and repetitive patterns of behavior.
"It is part of EPA's mission to protect even the most vulnerable members of our society. Autism is a serious developmental problem affecting over 1 million children," said George Gray, EPA assistant administrator for the Office of Research and Development.
"Therefore, EPA is pleased to fund the UC Davis Center that brings together high caliber scientists from many disciplines to address key needs in research, assessment, treatment and outreach."
The ultimate goal of the center is to determine the mechanisms by which chemicals known to be toxic to the developing nervous and immune systems contribute to abnormal development of social behavior in children, leading to strategies for prevention and intervention.
Researchers will also identify which combination of environmental exposures most likely contribute to the problem.