昨日まで私の実家に里帰りをしていました。
実家に着いておじいちゃんとおばあちゃんに出迎えられたとき、まーくんはさすがに覚えていなかったのか、しばらくいやいやして泣いていましたが、かーくんはまるで自分ちであるかのようにずかずかと家に上がっていっていきなりくつろいでいました。何を聞いても答えてくれないので分からないですが、年に3回しか行かない私の実家やおじいちゃんおばあちゃんのことを、かーくんはきっと克明に記憶しているのでしょう。
実家にいる間は予定通り海三昧でした。一日は海水浴に行きましたが、それ以外の日も海辺に散歩に行って波打ち際で遊びました。
夜は庭先で花火です。かーくんは初めて自分ひとりで花火を持つことが出来ました。これまでは誰かに持ってもらったり手を添えてもらったりでしたが、今回はひとりでも体から離してしっかりまっすぐ持っていることが出来たのです。
かーくんとまーくんの相手はもっぱらおじいちゃん。おじいちゃんは子供と遊ぶのがとても上手なのです。まぁ私もその血は受け継いでいて、親戚や他人の子どもからのモテ具合(?)には自信があります。肝心の自分の子どもにはもうひとつなのですが…。
とくにかーくんはおじいちゃんにべったりで、おじいちゃんと遊んでいるところに私が近づいていくと、「おとうさん、ばいばい」といって追い払われてしまいました。
内心ちょっとショックを受けてしまいましたが、そっちがそういうつもりならば、と開き直って子どものことは親に任せて、私とママは2人で買い物に行ったり食事をしたり海で釣りをしたりして過ごしました。ママも普段の育児で疲れ気味のようだったし、まぁちょうど良かったのではないでしょうか。
帰りの日、夜出発する前からかーくんは寝てしまっていて、そのまま車に乗せて連れて帰りました。今朝目が覚めたらいつもの自分の家。かーくんは何事もなかったかのようにいつもの生活を始めました。しかし、あるときボソッと「きょう、おばあちゃんちいった…」とつぶやきました。やはり実家でのことはかーくんのなかで思い出として残っているのでしょう。