保育園での対策アレコレ(其の一)

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Nice!

今週末、自閉症年中児の次男は保育園を卒園します。昨年の夏から登園拒否が続いていた次男は、今日も多少の行き渋りがありましたが、この二年間、色んな成長がみられました。これもひとえに、保育園の加配の先生や、他の先生方のご協力があってこその成長だと感謝しています。そこで、今年度の保育園生活を振り返り、次男における試行錯誤の苦肉の策のアレコレを、少しずつ紹介してみようと思います。まず登園拒否の対策として、朝、家を出てから保育園の教室に入るまでの行動を構造化していました。チェックして消去していくのが好きな次男は、「レ、レ、レ●ク♪事前にしっかりチェックしましょう!ご利用は計画的に!!」と言いながら、自分のやるべき行動を楽しくクリアしています。周りのお友達は興味津々でその様子を眺めていました。そして、時々、チェックをするのを協力してくれるお友達が数人います。この幼少の頃の記憶が、発達障害に対する理解や支援に繋がるといいなぁと期待しながら、自然に楽しく「支援方法」を教授している私。そう、自然に、あくまでも自然に・・・・。いや、多分、がっつり、めちゃめちゃ周囲を巻き込んでいたと思いますー。(笑)ありがとう、小さくて大きな存在のお友達♪幼稚園に行っても宜しくね。(*^_^*)そして、「保育園に行く楽しみの一つ」になるように、次男に毎日の課題を預けています。これは、自動車をこよなく愛する次男ゆえ出来る課題でしょうね。自動車に拘るなら、とことん利用させていただきました。(笑)この中から好きな自動車を選び、自動車会社のロゴを選び、それらと車名を用紙に貼り付け、自分で車名を書いてみる。字の書き順なぞ、この際、どうでもよろし。学習は就学してからでいいや・・・くらいの気軽さで書かせています。ただ、字を書く楽しさが分かるようになればいいなぁと。先生の話だと、楽しく課題に取り組めている様子が伺えます。カタカナやアルファベットが入り混じった賑やかな絵本になりそうです。最近では、その紙に書いてくれる加配の先生の一言コメントが楽しみになっていた私でした。今後も続けていけば次男の自作「乗り物絵本」になっていくはずです。これが完成した頃は、自分一人で何かを作り上げる達成感が感じられるくらいに、またまた成長しているかも知れません。残り僅かな保育園生活ですが、最後まで楽しんでもらいたいと願っています。(続く)