市内の中学校の校内研修会へ。
海の見える丘の上の中学校。
・・・いつか海を見ながら暮らすのが私の夢~このロケーションいいなあ~などと思いながらちょっとしたドライブ気分で学校に向かいます。おっと、これから仕事、仕事。のんびりしている場合ではありません。さて、気分を引き締めて・・・到着。
研修会の前に、校長先生が校内を案内して下さいました。
特別支援教育の取り組みで、今年度は校内一斉に、教室内の掲示の工夫をされているとのこと。
これが、すばらしい!
・黒板には何も貼らない
・黒板の上方にも何も貼らない(よく学級目標などが掲げてあるスペースですね)
・教室の前面と側面に貼る掲示物は淡い色にして色調をそろえる
・時間割や連絡事項は、教室後方側面の黒板を使用
など、校内の特別支援委員会での提案を、学校全体で実行されています。
すっきりとしたオフィスのようで、余計なノイズがシャットアウトされることで、刺激が減り、どのお子さんにとっても快適な環境になること間違いなしだと思いました。
廊下も、学習準備室などの教室も、掃除が行き届いており、何よりも驚いたのは、下校した生徒さんたちの下駄箱の上履きがきちんとかかとのそろった状態で整然と並んでいたことでした。
学習に取り組む環境調整ひとつにしても、工夫次第ということですね。
「校内一斉でやりましょうということに、反発や足並みがそろわないということはありませんでしたか?」とイジワルな質問をしてしまいましたが、コーディネーターの先生からは「子どもたちのために教員皆が頑張ってくれています」とのお返事でした。
今年度もこれからいくつか校内研修の予定がありますが、学校や幼稚園にうかがうときには、ぜひ教室を見せていただこう!と思ったことでした。