L字型キッチンはアスペルガーの敵?

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Nice!

そういえば去年…いや一昨年書き損なったなあということがあった。
アスペルガーで同時並行の作業が苦手で料理もどうもイマイチ得意ではないという話はしばしば聞くが、私は台所に立つのがわりとすきなほうである。
単純に食い意地が張っているのであれこれ調理の工夫をしたりするのも好きだ。特に並行作業に困ったという記憶もない。
どうやって並行作業をしているのかというと、頭の中にエクセルのシートみたいな表を作っていたり、急ぐときは材料をすべて並べて忘れないようにするといった感じであるのだが、まあそこんところは本題ではないので省略して本題に。
ここ10年、すなわち私が狸穴に移り住んで以来、不思議なことが時々起こっていたのである。それはなにかというと…
鍋を時々焦がす!
ということである。
別に他の部屋に移動して鍋を焦がすわけではない。すぐ横にいて別の作業していて焦がすのだ。
狸穴に移り住む以前はほとんど私は鍋を焦がすなんてことはしたことがなかったので、なんだろな~と思いながらも内心ちょっと凹んでいた。
で、思いついたのがキッチンの配置である。
狸穴以外は一列配置のキッチンだった。
そして狸穴はL字型キッチンである。

【図】2016kitchen.jpg

だいたいシンクの方を向いていて右側のコンロの鍋を焦がす。
「見えないものはとことん忘れやすい」ので、シンクを向いている時に後方になってしまい、視界からはずれてしまうことが原因のようだ。

まあ、原因がわかれば対策するのみだ…が、なかなか改善しない。
だがこれがなんともあっけなく解消したのだ。
 
一昨年ガスコンロを新しくしたとき、なぜかタイマー機能がついているものにした。
狸穴は昔使っていた竃(かまど)の上にガスコンロを置いているのでビルトインなどという近代的なものではない、昔ながらの二口ガスコンロである。で、単に掃除がしやすいガラストップでグリルが”ぐるりんぱ”のコンロならいいってだけで選んだのだが、タイマー機能や湯沸かし機能(沸騰したら勝手に弱火にしてくれる)がついていた。
その機能が目的ではなかったものの、せっかくだからとあれこれつかってみたらこれがヒット!
普通のキッチンタイマーよりも表示が見やすいし、ガスコンロそのものにタイマーが付いているのでキッチンタイマーと違って引っ張り出す面倒がないのですぐ使える。
タイマー機能を使い倒すようになってからほとんど鍋を焦がさなくなった!
 
そんなわけで我が家の鍋達にも平安が訪れたのであった。
 
いやー、いい道具ってホントありがたいですね~。
 
コンパクトにまとまるので良さそうに見えるL字型キッチンも「見えないものはない」のアスペルガー者にとっては思わぬ落とし穴になるのではないかという話でした。
 
 
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