続:特別な支援

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Nice!

他機関にかかっている中学3年生で不登校のケース。発達検査の結果、今年の4月から特別支援学級に入級したけれど、中学校の先生との関係もよくないため、すぐに状況が変わるはずもなく...。この子は行動範囲も狭く、ほとんど在宅。家~学校までの道を覚えるのも大変だったそう。市教委としては、適応指導教室には特別支援系の子は受け入れはしない。「学校で特別支援をしっかりしていただきたいから」という理由。しかし今回、この子の行ける場所もないし、特例ということで受け入れるべきか?一体何のための特別支援学級なのか? とにかく意見の割れたこと!「この子には悪いけれど、ここでうちが受け入れると、あの学校は今後も特別支援のケースを送ってくるに違いないから、学校に返すべきだ」という意見までも。(厳しすぎる...)。こんなことは言えませんが、この子にとって学校は楽しい場所ではないから行かないような...。親御さんの送迎が可能か、自主通室が可能かという基本的な問題もあるかと思うけれど、学校がどうとかもういいから...とりあえず受け入れたらダメなの?って思ってしまった。今在宅になっている子が、来年4月から電車通学ができるとも到底思えない。(たとえ送迎のある養護学校に入学したとしても、そこも行けるかどうかはわからない)。この子の居場所として受け入れて、療育的な支援ができると思うし、3月の卒業まで、気持ちを安定させて送り出すことができればいいのだけど...というのが(甘いかもしれないけれど)私の勝手な思い。そんな思いが通じたのか、とりあえず、来られたら私が会うことになった。来れるかなぁ...頑張って来てほしいなぁ。私は密かに会えるのを楽しみにしています。キラキラ度 ★★★★★