先日はどうも!
なんて言いながら立ち話をしていたら、1年振りにお会いする方がいらっしゃいました。
久しぶりでうれしい私。1年前にお会いしたのは、講演者同士が余り話せないので、講演会後、みんなで「ジュピター」というビール屋さんで、わいわいと話しながら、打ち上げをして以来です。
「本当にお久しぶりですね!」と話していると、1人の文系出身の方が1年ぶりに会う方に
本当に。ジュピター(という名前のビール屋)ぶりですね。
と言われた。本当にそのジュピターというお店であって以来です。こういう久しぶりに会える出会いって楽しい。それも高校生にお話するボランティアの為に皆さんが結集するわけですから、喜びは、ひとしお。
ぐだぐだと話をしたあと、時間も迫ったので、説明を聞いた控え室から、講演会部屋に向かうリーダーと私。
リーダーが
ゆみさん、僕、さっき話していた木星ぶりっていう意味を考えたのです。これって、日本語で最近の文系の人たちの間の流行の用語だと思うのですが、具体的な意味はどのようなことですか?
12年ぶりぐらいに、久しぶりに会った、という意味だと思うのですが。。。。
じゅうにねんだぁ?木星ぶりだ??
なんじゃ、それ。意味わからんし。聞いてみた。
リーダー。講演会始まるしさ。
ちょっと解りやすく話してくれる?12年ってなに?突然、年数出されても、わかんないよー。私、文系だし。
開発リーダーの説明だとこういうことらしい。
自分はいつも理系、理系と言われて、文系の人たちの話に着いて行けないことがあります。なので、今回は文系の人の話の内容を推測して理解できるようにしてみました。
という事らしい。リーダーなりに、努力してるらしい。言い分としては、
地球の公転周期は1年。木星は、11.82年。文系出身の人が文系のゆみさんに話しかけていたので、たぶん、木星の公転周期に関しては、そこまで細かい数ではなく、約12年と理解してよさそうだ。と思ったのです。12年というのは、長い期間ですよね。1年の12倍な訳で、「ジュピターぶり」ということは、木星ぶりと言う意味だと思うのです。なおかつ、12年だから久しぶりだという意味が含まれていそうなので、「ジュピターぶり」というのは、公転周期をもじた文系独特の表現方法かと。今回の話の場合、ゆみさんがいたので、木星の体積、質量などは無視していいと思われるのです。この話。なにか、12年がポイントっぽいと思われるのです。けどね、やはりジュピターぶりの俗語の意味がわからないので、聞いてみました。久しぶりに会う時にジュピターぶりって使うので、合っていますか?
間違っています!!!!
ありえんし。そーいえば、開発リーダーは、レストランの名前はあまり覚えない。数値化されてない固有名詞には、そんなに興味がなさそうなリーダー。ましてやこのバークレー近辺は1年に1度くらいしか来ないので、さらに興味もないようです。
リーダーさ。公転周期を考えて、挨拶する人っていないからさ。今回の話にでた「ジュピター」って、1年前にみんなで打ち上げしたビール屋の名前だよ。「その店でお会いして以来ですね。」ということ。
開発リーダー、眼が点。
そんな固有名詞を出だすんだったら、解りやすい1年ぶりだと言えばいいんじゃないですか?ジュピターっていうとやっぱり木星しかないんですよ。話が、解りにくいじゃないですか!!!
ありえんし。説明する私
リーダーさ。普通ね。
人と話しをする時は何年何ヶ月ぶりというのではなく、最後にあった場所や土地の名前、店の名前などを言うんだよ。「○○でお会いした以来ですね。」と。だからみんなジュピターというお店は思い出だせなくても、店の名前だって解るわけだ。
開発リーダー、あんぐり。
記憶に不確かな店名より、月日のほうが分かりやすいじゃないですか。どうして年を使わないんでしょうか?
と食い下がる。
いやー、月日のほうがおぼえてないし、記憶に不確かなんだよ。さらに、惑星の公転周期を頭にいれながら立ち話をする人はいないさ。わけわからんし。
相変わらず、文系的に考えたと言う割には、どうしても数値な理系です。