前回の続き。 小学校見学のあと、教育委員会の方と面会をしました。 いつもお世話になっている市の児童福祉課の職員さんにも同行してもらいました。 3人で教育委員会に乗り込むと、先方は課長さん(初老の男性)が対応してくださいました。 何から話したらいいのか・・・と思っていると、児童福祉課の職員さんが口火を切って、かーのことについて説明を始めました。 かーは広範性発達障害で、保育園では加配を付けてもらっている。小学校でも引き続き介助が必要。特に危険回避に関する能力に欠け、安全面を考えると常に監視が必要・・・おおざっぱに言うとそんな感じ。職員さんは面会が終わったあと、「あれはちょっと大げさに言ったんですよ。そのくらいじゃないと伝わらないですからね。」と私たちに明かしました。 課長さんはというと、何かにつけ「予算次第」「お約束はできない」という言葉を連発しながらも、「出来る限りご希望に添えるようにします」とおっしゃってくださいました(これも決まり文句かもしれませんが)。 最後に何かおっしゃりたいことはありますか、と課長さんがおっしゃったので、私はこう伝えました。 「息子が普通の子どもたちと触れ合って生活できるのは、正直小学校低学年くらいまでだと思っています。だから息子の人生とって今から数年間はとても大事です。私たちは親として、できる限りのことはしてやりたいと思っています。」 今回の面会が市や教育委員会の決定に影響を及ぼすものになるのかどうかは全く不明ですが、少なくとも何もしないよりは良かったのだろうなぁ、と考えています。