2月3日、標記のとおり特別支援学級の名称を変更する通達が文部科学省初等中等教育局長名で発せられた。通達文には概ね次のような文章が記載されています。自閉症等を対象とする特別支援学級については、これまで「主として心理的な要因による選択性かん黙等があるもので、社会生活への適応が困難である程度のもの」とともに対応する学級として、「情緒障害特別支援学級」等の名称が用いられてきましたが、在籍者数などの実態を踏まえ、「自閉症・情緒障害特別支援学級」という名称とし、取り扱うこととしました。この通達では、特別支援学級の枠組みや対象となる障害の程度等を変更されるものではありませんが、平成19年12月18日に国連総会で毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」と決議されたことが大きな影響を与えたこと。自閉症を含む発達障害の正しい理解啓発の促進になると期待されています。諸先輩や多くの親たちの長年の願いが、形となって将来への希望につながる前進と考えます。