母親離れ?なのか、我が家の自閉症児

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Nice!

ゴールデンウィーク中だったか・・・「ぼくは~、5年生になったから~、1人で寝ます」と言うので、荷物置き部屋と化していた4畳半の部屋を3日がかりで片付けて、YOOちゃんの部屋をつくってやった。軽トラック1台分ほどの荷物は、おばあちゃん家に待避(迷惑だろうな・・・)父:「YOOちゃんの部屋です」「ここで1人で寝なさい」YOO:「うん、わかったよ♪」と、まあ気に入ってくれた様子。さっそくその日から1人で寝るようになった。それまでは6畳間に母親と弟とYOOの3人で寝ていたのだが、子供2人の寝相がすさまじく、母親は寝るスペースを確保するのに苦労していた。狭いからなのか、自立心なのか、YOOちゃんが1人で寝ると言い出したのは母親にとっても、この上ないラッキーな出来事で、その喜ぶ様は長い長いトンネルを歩き抜けて、晴天の下に思いっきり伸びをして開放感に浸るような感じだった。しかし・・・・・梅雨になりムシムシ、ジメジメの夜が数度あった後、YOOちゃんは大変なことに気が付いたのだった。それはYOOちゃんの部屋にはエアコンがない!という事実。かくして、エアコンが恋しい肥満児は、占領軍と化して父の領土に攻め入った。寝相は悪いわ、でかい声で寝言は言うわ・・・まさに傍若無人な占領軍に降伏。