( 蒸し暑い日はソーダ味のアイスキャンディー♪ 食べられるようになったもんね♪ )東京都の個別指導計画 Q&Ahttps://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/shidou/kobetu.htm2007年の東京都教育委員会からの回答(個人的に)「都立学校に対しては、平成14年度から学期ごとに作成するように通知を示してあります。区市町村には、心身障害学級において同様に取り扱ってほしいと、14年度に心身障害教育担当指導主事連絡協議会で指導助言しています」さて、上記のQ&Aには個別指導計画作成上の留意点が描かれています。(1) 実態の把握 家庭生活表、学校生活表、諸検査の記録を作成し、幼児・児童・生徒の実態の客観的で正確な情報を把握します。諸検査の記録、行動観察、本人・保護者の二一ズなどの情報を収集し、整理します。また、言うまでもなく、前年度までの指導要録も大切な情報です。(2) 目標の設定 収集された情報をもとにして、具体的に達成可能な目標をリストアップしていきます。リストアップされた目標を、個々の二一ズや生活条件などから長期と短期に整理します。長期目標は1年間、短期目標は学期を目安とします。(3)指導計画の作成年間の個別指導計画の作成 学校卒業後の生活を見通して指導内容を選択する必要があります。できるだけ具体的で実現可能な目標にします。学期または1か月程度の期間の個別指導計画の作成 各教科・領域ごとに学期終了時に達成可能なことを記入します。「このようになってほしい」という教師の期待する姿を具体的に思い浮かべると記入しやすくなります。 一人一人の幼児・児童・生徒の目標、指導の手だてを考慮して、指導の形態や授業形態などを工夫します。指導の手だては、幼児・児童・生徒の具体的な活動を予想して、必要な援助を記入します。 課題、目標、指導内容を保護者に示し、要望や意見を聞き、指導計画に反映します。(4)指導の展開 個別指導計画に基づいて、個に応じた授業やティーム・ティーチングによる指導を工夫します。その際、具体的な手だてを明確にすることが望まれます。記録用紙を活用して、その日の指導後の評価をします。 課題や指導内容を授業の担当者間で共通に理解しておくことが大切です。(5)評価 目標が達成されたか否かの観点で評価を行います。幼児・児童・生徒の学習の成果や変化がよく分かるように具体的・客観的に記述します。評価結果は、保護者や本人に具体的な報告として、連絡帳、学級通信、個人面談、通知表などを通して伝えていきます。と書かれていて、「高等部だけが特別な対応で 個別指導計画を作成している」という一文はどこにもありません。かえって、高等部だけが 特別なことをしていることがおかしいと考えることの方がノーマルだと感じます。けれども全国の動向は わからないので、全国特別支援学校校長会に調査を依頼してみようかな・・・ここのHPは なかなか整備が進まないので、内容が薄いのですが、連絡は可能のようです。全特長会報のPDFファイルを見たら 当時の渡海文部科学大臣の代理の方のご挨拶でした。渡海文部科学大臣は ご自身の言葉で語られる大臣でしたので、内閣府主催の国民対話で 渡海文部科学大臣とお話することができて 私は幸せだったな〜と感じています。お写真の中には 知っている先生もいらっしゃって嬉しくなってしまいました♪全国特別支援学校校長会HPhttps://www.zentoku.jp/index.htmlと、また脱線が長くなりましたが、個別指導計画は 上記のQ&Aや昨年度までの特別支援課長のお話とは関係無く都立特別支援学校高等部の取り組みのようなので、詳細はわからないままで 私個人の納得はいかないな〜 でも、いまのところは学校長の判断で行っていることなので従わなければならないな・・・という状態で 話は続いているのですが・・・ようやく5月の末の週に出てきた 個別指導計画の賞味期限は8月で終わり、9月の2学期からは校旗の個別指導計画になるそうです。まこちゃんの場合は 「それじゃあ 前期の個別指導計画の検討なんて 無駄じゃない・・」と思ったのですが、前期を作っておかなくては 後期も作れないので、後期をつくるための たたき台として打ち合わせをしてきました。国数の課題学習は 3グループから4グループに 現状の問題を回避するための措置として 4グループに行って様子を見ることになりました。ほかは3グループのままです。そして3グループの指導内容は あいかわらず小学校の低学年レベルの指導内容のままです。国数の課題学習のおおまかな指導のことで担当の先生と話をしましたが、先生の反応を見ながら 私は話をすすめていく方なので、以前に1年の主幹の先生と「具体的にこういうことはできませんか?」と話をした内容からはちょっと距離ができていました。というのは、担当の先生の苦手意識や未経験な部分にどのような反応があるかを見て こんな風なことはどうでしょう? という提案の形で どこまでが先生に大きな精神的な負担をかけない感じで 受け入れてもらえるか?という感触をみなければなりません。民間企業では このやり方は当たり前のことですけれど・・・主幹の先生からすると「え?まこちゃんママ、先日はこの辺までしてほしいって言ってたのに〜」という違和感があると思うのですが、それをストレートに話したら、受け手の先生が心に「壁」を作ってしまいがちです。話の中で キャッチボールをしながら 打ち合わせをすすめていきました。打ち合わせは1時間くらいで終わって その後、世間話などもしていましたが・・・個別指導計画は抽象表現の乱立では 受け手の保護者に内容が全く伝わらないこと。 様式の小さな枠の中に言葉を極端に短くするということは 先生がどう指導したいかを伝えたい気持ちが何も伝わらず、情報の共有も不可能なこと・・・ベテランの先生達が 行動観察し、課題分析をし、指導を組んでいく それがそのまま個別指導計画になりますから、その部分が抽象表現の短い言葉に集約されすぎていること。現在の個別指導計画は様式が小さすぎて、全く意味をなしていない・・・残念ですね・・と話してきました。話の後半に この様式のA4の用紙の右側に・・・そのまま評価を入れると聞いて、後ろにバタッと倒れそうな心境になりました。なるほど・・・1枚でファイルできるようにするために 全てをコンパクトにおさめて置こうと言う考え方がベースにあるんだな〜これでは 個別指導計画の意味をなさないはずだ・・・って。様式は学校が決める物で 担当の先生に責任は無いんですけどね・・・。ブログでは有名なサンタ先生のブログが 考え方の役に立ちそうですが、それでも「高等部は違う」と言われてしまいそうですね・・・(笑)サンタ先生のブログは 現役の先生が書かれていますが、とても痛快で明快です♪ 保護者にも先生にも とてもわかりやすく とても有名なブログです。サンタ先生のブログhttps://ameblo.jp/universaledu小学校の特殊学級の時は 「抽象表現を使わずに 動作の言葉を使用し、受け手(保護者)に伝わる言葉で 具体的に個別指導計画を作る」ことに重点を置いて 個別指導計画を作成しました。保護者はそれを見て、具体的な目標設定を 家庭でも行っていけるものだったのです。 かといって、まこちゃんが通っていた小学校は 当時は研究していこうではない ごく普通の小学校ですが、かなりのレベルでいけていたのではなかったか・・・と振り返っていました。この学校での取り組みは 特別支援教育のスタートのかなり前の時点で ここまで行われていたことですから、先生達が子どもに「確かな学力を定着させる為に 具体的にどうしたら良いか」という視点で作りました。当時のことは Y小学校の「黄金期」だったと感じています。まこちゃんに 「2学期からはD学校に行こうね」と話をすると「いやだ!」と即、返答です。「じゃあ、M学校に行く?」と聞くと 「絶対に駄目です」という返答。じゃあどうするの・・?と聞くと しぶしぶ・・「D学校に行きます」(くら=い表情・・・)クラスメイトのみんなが 遠足のお土産を買ってきてくれたんだよ♪ みんなが待ってるって言ってたよと話すとにっこりと笑顔で 「うれしいです♪ でも行かない・・・」うう〜〜ん・・・お年頃の不登校は難しいです。辻井伸行さん 「川のささやき」 心が癒される天使の調べです・・・とても美しい曲です♪