（　耳の横を剃っています　）（　自分で顔を傾けて、お兄さんが剃りやすいようにしていました　すごい〜♪　）Ｂ区に住んでいたときに美容室でカットをしていましたが、カットをするまでの『葛藤』(おやじギャグ？＝笑）がすごかったんです。はじめは　美容室に入るのも大変で、次は椅子にすわるまでも大変で・・・１ヶ月に１回が闘い！ファイト！！でしたね・・・それでも、お店のお兄さんが　まこちゃんの様子をみながら声をかけてくれて、スタッフの人たちも盛り上げてくれて・・・懐かしい〜〜〜♪Ｓ区に転居して　「ああ〜〜☆」と思った事って　髪のカットのことでした。町を歩き回りながら・・・どこだったら受け入れてくれるだろうか・・？と眉間にしわを寄せながら　さまよい歩いていました。まこちゃんが　今通っている理容室は　いつもお客さんが一杯で大人の人ばかりで・・とても繁盛しているお店なので　どうかな〜でも、断られてもともとだし・・と　勇気をふるって相談に行きました。「空いている時間にお願いできないでしょうか？」『空いている時間でいいならいいですよ。』と快く引き受けてくださって、小６の時は学校を「自主休学」していたので、時間にゆとりがありまして・・・朝早い時間とか・・・夜遅い時間とか・・・に設定してもらっていました。中学に入ってからは　朝早くは無理なので、お店が終わる時間　８時半くらいに設定をしていただいて、ゆっくり〜まったり〜と　シャンプー＆カットをしていただいています。いままで椅子に座るのも　パイプ椅子から理容室の椅子に座る　という事に取り組むのも長い時間がかかりましたが、東京都口腔保健センターの歯科治療のプログラムで　歯医者の椅子に座ることができた　ということが自信につながり、理容室の椅子に座ることができるようになりました。襟足をかみそりで剃ることにも慣れてきて、　今回は　もみあげ付近から耳のあたりをはじめて剃りました。顔を剃ることに　徐々に慣れていく　という感じに見えました。家では　私が　時々　女性用の顔ソリで　乳液をつけて　まこちゃんの顔をそっています。何事でも　徐々に何回も繰り返して　慣れていって　定着をしていく　というのが我が家流です。「まこちゃん、椅子を倒すよ〜♪」『は〜い♪』椅子をベットにするのにも強い抵抗があって大変だったのに・・・すごい成長です。「シャンプー　気持ちいい？」『気持ちいい♪』気持ちよくて　うとうと・・・　よ・よゆうだねぇ〜☆タオルを巻いて『ハットだ〜♪』じょうだんも言えるようになってきました。すごい♪『ショート　ヘア・カット！　かっこいいになりました♪』お兄さんに鏡をみせてもらって　にっこり『かっこいい〜〜♪』実は・・・まこちゃんが理容室に行くようになってから、理容室でも「障害のある人が来店された時に　どんな風にしたらいいか・・？」など話をしてくれていたそうです。お客様に養護学校の先生もいる？？と聞いたことがあるので、もしかしたら　まこちゃんの話題がでていたかも？？たくさんの人が　さりげなく　だけど一生懸命に障害のことや支援の事を学んで考えてくれることを　とても幸せなことだと感じています。理容室で　静かに過ごすことができる（多少の言葉の表出はありますが・・）のはとても素晴らしいことだと思いました。俺様は、今日もがんばったのでした。