妄想族な私とのび太・・・地図さえあれば妄想旅行できるのだ。安上がりでしょ?自閉症の特長としてよく「想像力の欠如」なんて言われるけれど、まあ、ある部分においてはそうかもしれないけれど、決して想像力が欠如しているわけではない、と思う。というか、自分のことを言ってみれば、想像しすぎて考えすぎて、それもいくつものパターンを想像してしまって結果、頭の中で混乱しておかしな行動に走る・・・それが「想像力の欠如から来る不可解な行動」なんて思われているような気がするのだ。去年、のび太のいじめが酷かった頃、先生の対処の仕方にムカついた?のび太は「どうして僕まで罰を受けるんだよ!!」とその怒りで机を思いっきり蹴っ飛ばしたらしい。かなり、痛かったようだ。でも、それよりも怒りの方が収まらなかったのでそのまま過ごし、下校・・・その日はヤマハのレッスンがあったのだが、迎えに行くと号泣したのび太が先生に抱えられるようにしてレッスン室から出てきた。「のび太くん、足が痛いって言って・・・ だんだん痛みが酷くなるみたいで・・・」ヤバイ!もしかして、折れてる、とか、大変なことになってる?!でも、まあ歩けるようだし、ひとまず家に帰って落ち着かせて・・・しかし、号泣は酷くなるばかり。「そんなに痛いならやっぱり病院に行ったほうがいいよ」しかし、かたくなに病院を拒否するのび太。「だって!病院に行ったら手術されるよ~! 足にメスを入れて骨の手術されるから嫌だ~!!!!!」「・・・・・いえいえ・・・・・残念ながら歩ける人は 骨折していないし、骨折しても手術することって よほどじゃないとないし・・・ 第一、歩ける人は骨折もしていないし・・・ それにちょっと青あざになって腫れてるだけでしょ~」「ほんとに手術しない?」「するわけない」「よかった~(大号泣) すごく痛くなってきたから病院に行ったら 手術されると思ったよ~怖かったよ~(大号泣)」妄想しすぎだっちゅーの!!!こんなことがしょっちゅうあるのび太。まあ、そんなワタシもちょっと体調が悪い日が続くとすぐ不治の病を妄想してしまう・・・(汗)そして、人の言葉とかも裏の裏の裏まで読もうとして考えすぎちゃったり。ちょっとご無沙汰している知り合いとかに電話やメールするのも時間帯や曜日やら相手の予定やらを勝手に想像(妄想)して考えすぎては結局、連絡を怠り疎遠になっちゃったり・・・ね。妄想族なアスペ達、今日も考えすぎつつ生きるのだ!