発達障害とパーソナリティ病理の交差

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力動的セラピストになるために File.2―アセスメント面接での仕事―発達障害とパーソナリティ病理の交差PDFファイルはこちら

[シリコンバレーでの私たちの暮らし]自閉症の息子だって人様の役にたちたいという件

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最近、息子をみてて特に強く思う事。自閉症で、知的障害もある息子ですが、困っている時に助けていただければ嬉しいし、逆に彼が他の方を助ける事が出来れば、すごく嬉しいということです。息子だってできる小さなお手伝いがあります。たとえば、お店に入る時にドアを押さえる事。おばーちゃんをみたら、荷物を持ってあげる事。席を変わってあげる事。困っている人がいたら、大丈夫ですか?と声をかけてあげること(←これは何か手伝えなくても、息子が声をかける事によって、他の人が気がつくでしょう。)
開発リーダーのお手伝いで数をカウントしたり、書類を並べ替えたり整理したりして、お礼をいわれると非常に機嫌がいい。そういうのを見ていると、母親である私自身や息子の周りで息子の成長に携わる人たちっていうのは、どうしても「息子が助けてもらう事に必死になってしまう」という固定観念があるのでは?と思い始めた。もっと小さい時から息子が人をたすけることができるように、社会のルールを学校教育でや家庭などでも教えてもいいのでは?と思った。たとえば、重い荷物を持っている人にcan I help you?みたいな声をかけることの訓練とか。
前にみたアスペルガーの主人公の人の映画「恋する宇宙」でも最後に同僚に “Can I help you?"と声をかけるところで映画が終わりますよね。(ネタバレすみません)

自閉症スペクトラム児者の聞こえ方を疑似体験してみる動画【動画】

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自閉症者の聞こえ方疑似体験動画を作ってみた

前々から必要だとは思ってたのだが…やれやれやっとできた。

音を拾えるのに聞こえにくいという自閉症者の聞こえ方を定型さんにも疑似体験していただけたらというのは前々から思ってはいたのだが、やっと方法が思いついたというわけ。

 

 
ショッピングモールによくあるフードコートで人の声を聞くという想定で作製
約20秒ずつの3パートに分かれている。

講演会のお知らせ

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★ 講演会のお知らせ ★『発達障害 こんぺいとうな息子とともに・・・』 ~地域とのつながり まずは知ってもらうところから~ 日時:10月25...

秋の気配

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いやはや、北海道からの帰還して、もう2週間経ってしまいました。 ぼちぼちと脳のぼ...

不適切なこだわりから抜け出せ!・・・るか?

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久々にパソコンを開きました。
どうしているかなと、のぞきに来ていただいた方々、ごめんなさい。
少し脱力感にさいなまれていました。

最近のツヨは、不安そうな様子は少し落ち着いたかな。
明らかに体が動かなくなるということも目立たなくなったような。

こだわりは増強中。

こちらがハイハイと付き合っていると、あっという間にこだわりを強化してしまいます。

なので、こだわりに付き合ったり、待ったり、時に突き放したり。
ツヨが動かなくなって仕方なくこちらが手を添えて手伝っていたとき、
その介助自体がこだわりにならないうちに手を引きたいと思っていましたが、
今がその時のように思います。

着替えも、手洗いも、うがいも、トイレの電気も、
私が「ちょん」とそれを触らないと、ツヨが触れないという
とっても不思議な、ツヨにとっては大真面目で大切な、
私にとっては時としてじりじりとストレスのたまる儀式(ほかにもいろいろ)
ができあがってしまったのです。

用事を済ませるとき、手を引かれるまま家の中をツヨについて歩かないといけない事態・・・

最初は苦しそうだったので(今でも苦しそうですが)頑張って対応したけれど、
もうそろそろ5ケ月。
脱出しないと。

で、おとといから、手順を紙に「絵とひらがな」で示し、
私は手を前に組んだり後ろ手に組み、
「手伝わないよ」という姿勢を取ることにしてみました。

ひーひー言いながら私の手をほどこうとするツヨ。

中之島を散策

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お父さんの車で、久しぶりに大阪の中之島に行ってみました。

中之島は私が社会人になってはじめて働いたところです。
あれからもう気が遠くなるような月日が流れました。
まわりのビルも新しくなったところも多く、様変わりしました。

川べりの遊歩道をゆっくり散...

障害者いじめの一つの「形」-「聲の形」から(17)

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さて、前回、「段階的認定制度に基づく福祉システムの問題」を解決するための1つのアイデアとして、そもそもこの「段階」での認定をやめてしまってはどうか、という考え方を提示しました。これは、段階を決めてその段階のどこにあたるかを認定するというやり方をやめて、障害の程度に応じて連続的に支援レベルを変える(重い人ほど手厚いサポート、軽い人ほど少ないサポート、一定基準以上の人にはサポートなし)、というモデルを導入したらいいのではないか、という考え方です。このやり方を「理想的に」実施できる..