( 障害児プール教室の閉校式 )1年間お世話になった S区スポーツ協会主催の『障害児・者のプール教室』の閉校式でした。この教室にお世話になって2年がたちました。2年前のはじめの頃は『水への恐怖心』がとても強くて プールに入るには 悲鳴とか絶叫とかがつきものでした。小学生の頃には・・プールに入っているまこちゃんを見て、涙したことが何度もありましたし、指導する先生達も・・・こんなにつらいならプールに無理に入らなくてもいいんじゃないか・・と思うほどの大変さでした。2年前、プール教室に入ったときに、ご配慮頂きたいことをレポートにしてお願いしました。先生達は 障害のことや ひとりひとりの苦手感に配慮しながらも、どうしたら良いのか・・?と考えながら 指導してくれました。もちろん、指導だけでなく お楽しみも用意してくれました。そして2年前、まこちゃんは 太っていました=肥満でした。運動も嫌い・・自閉症の特性ともいえる=偏食はものすごくて、食べるものが決まってしまっている。パソコンや本を見ることや絵を描くことがすき・・・。そんなまこちゃんの体質改善は 大きな課題でした。2年前、まこちゃんは 体育でちょっと運動をすると ねばりっこい汗をかいていました。プールをスタートして・・・その半年後に 学校で交流教育で 普通学級の体育に入れていただけることになりました。2週間に1回ですが、このプールと 学校の週に2回の体育は まこちゃんに運動の機会を作ることになりました。この障害児プールは1年に一度、応募の時期があるのですが、来年度もプールに通えることになりました。3年目は 25メートルのバタ足(板を使って)泳げるようになるといいね♪一番はじめに普通学級の体育と交流をしたのは 真冬の雪の降りしきる中での持久走でした。2つのクラスと交流をさせて頂いたのですが、まこちゃんが歩いていると 声をかけてくれる生徒がいました。その中の一人のA君は、2年生の終わりに 転校していきました。どうしてだろう??と思っていたのですが、ある先生との相性が最悪で、精神的なストレスが体に現れてしまうほどになっていたそうです。思春期の子供達は 粋がって見えても・・本当はとてもシャイなのです。強く見えていても、心はとても繊細です。自主性がある子は コントロールも難しいかもしれないけれど、自分で立とうとする意志も強い・・・責任感が強い分、凹むときは ど=んと凹むんだよね・・。生徒の事情と 学校の事情・・・それぞれあるとは思いますが「生徒の心理」を大切にした対応をとれたのだろうか・・・と感じました。この区はその部分のケアが大変 遅れていると感じます。教育センターも「不登校以外の対応はしていない」と 対応の悪さが際だっていました=いまだに!A君は転校しましたが、地元の学校です。プールの後に マクドナルドで昼食をとっていたら・・・『まこちゃんがいる!』という声が・・・振り向くと〜もともとかっこいいA君でしたが、さらにモデル並みに かっこよくなっているA君がいました。偶然の出会いがとても嬉しく、彼の表情がやさしく明るくなっているのを見て ほっとしました。まこちゃんは 一瞬??という感じでしたが、彼の雰囲気でわかったらしく ふりふりと手をふっていました。春休みに出会えた偶然〜嬉しかったな〜〜♪東京の桜は5分咲き〜満開です。まこちゃんの入学式は4月8日・・・葉桜かもしれない・・・☆ぎりぎり・・・桜が咲いているといいな〜〜♪