同じ障害持ちの集いで

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Nice!

よくある話だけど…この障害を持っていると、被害妄想と言うか、マイナスな感情にとらわれる人が多い。「どうして理解してくれないの?」「どうして変に思うの?」「どうして気持ち悪いって言うの?」等等、まぁ解るよ、私だって、面白くって大笑いしてた顔を家族が見て「気持ち悪い…」って、顔背けましたからね~あれはもう、ショックでボロボロ泣きましたわ。そこまでは一緒だと思う。その先が、私は他の障害持った方とは考えが違うらしい。「どうして理解してくれないの?」→「どうしたら理解してもらえるだろう?」「どうして変に思うの?」→「どうしたら変に思われないだろう?」「どうして気持ち悪いって言うの?」→「どうしたら気持ち悪いって言われなくなるだろう?」理解してもらう為の努力。相手を理解する為の方法を、幼い頃から一人で悩み、独自に調べ、考えて来た。同じ障害を持つ人達が集う会で、私は一番障害が重かった。そこに集まった、ある女性が言った。「田舎に行きたい。田舎の人達は皆優しいんでしょう?田舎の人達は近所同士助け合うんでしょう?」私は彼女に一言、言った。「『村八分』の言葉の由来を知っていますか?」彼女は何かを察したらしい。私の言葉を聞き、黙りこんだ。次から彼女は参加しなくなった。私の言い方は、どんなに気を付けて話しても、どうしてもきつくなってしまうらしい。私は彼女を傷付けたのだろうか?それとも、彼女は何かを感じ取ってくれたのだろうか?彼女には理解いてくれる夫がいる。支えてくれる家族がいる。支えて貰うだけでは駄目だと、気付いてくれたら、嬉しいのだけれど。。。...