課題のための参考本

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Nice!

自閉症と診断されて、何が何だか分からないまま、何とかしなければならない、といろんな本を買いました。3年前のことです。誰もこうしなさない、こうしたらいいよとは教えてくれませんでした。小さかった2歳のツヨももうすぐ6歳。運動面と身辺自立、そして精神的な内面だけきっちり6歳になり、社会性と言語理解の深いハンディを残したまま、こだわり、不安といつも隣り合わせの男の子になりました。それでも慣れ親しんだ人、所では満面の笑顔を惜しみなく見せてくれます。もし、なんて意味のない仮定だけど、もしハンディがなかったら、穏やかで明るい優しい子だったんだろうなぁ、なんて勝手に思っても許されるかな?と、ついつい感傷的になるけど、泣いている暇はありません。コラ。まだまだ使えなかった本が、やっと役に立つようになってきました。今日はちょっとご紹介します。①自閉症児の指導法(上岡一世)  身辺自立・教科・生活・そして働くことまで、  具体的に指導法が書いてあります。②2歳からはじめる自閉症児の言語訓練(藤原加奈江)  ③自閉症児の発達単元267(E.ショプラー、他)④認知発達治療の実践マニュアル(太田昌孝、他)以上は実践的な内容です。③④は分厚く高額です。入門書や体験本もいろいろ読みましたが、他のところでも紹介されていると思いますので。いずれも高機能のお子さんには不向きかなと思います。⑤DVD「自閉症の子どもの自立課題」1から3(朝日新聞厚生文化事業団) 手作り教材の参考にしています。本屋さんにはないかも。ただ、②③④はツヨの場合も使えるようになるまで3年書棚で眠りました。いずれにしても、何か特別なものを身につけることは何一つ書いてありません。人として、人並みに、自尊心をもって生活するために、何年もかけて身につけていきたいことばかりの内容です。ツヨはどんな大人になるだろう。隠れるように生きるのも、謝りながら生きるのもごめんです。だよね?ツヨ。                       よかったら応援のクリックをお願いします! ↓