前回、教授の課題の説明が非常に細かくて、筆記していた香穂も混乱しそうになるほどだった。
そうです。お友達は英語はほとんど問題ないのだけど、やはり、ここまで複雑になると聞き落としがでてきたらしく、香穂に「先生がなんて言ったか?」をか聞いてきたらしい。
香穂は自分が必死で記録したノートを別の紙に綺麗にまとめながら説明して渡したらしい。その中国からきた院生の子が、今日、授業で会った時に前回のお礼だと言ってくれたらしい。当日もすごくお礼をいわれたんだけど、その時に
僕が一番好きなXXXを次の授業で持ってくるから
といっていたらしい。けど、娘はXXXの中国語の発音のキクラゲが聞き取れず。
お母さんが中国から、
「一番おいしいキクラゲ」を手にいれて送ってくれるらしい。世界どこでもお母さんが子供を思う気持ちは同じなんだなーと思う私。このキクラゲは天然物で、めずらしものらしく、彼は香穂に必死で
このキクラゲは、本当においしいから。
と熱弁してくれたらしいけど、すぐにキクラゲということがわからなかった娘はきょとん....。院生の男の子は必死で、
熱めのお湯に1時間つけて。ものすごく大きくなるから、いっぱいいれちゃダメだよ。
とあまりに真剣に言うので、香穂が冗談で、
「ねぇ。これって全部25mプールにいれたら、どうなるの?」ときいたら、にこりともせず、本当に真剣な顔で、「すごく大きくなります。」と返されたそう。母の思い、すごし。いただきましたが、むちゃくちゃおいしかった。こんなにおいしいキクラゲ、初めてでした。国境を越えても、母ってやっぱり同じでみんな子供のことを心配して考えてるんだよねと思ってちょっと胸が熱くなったキクラゲの調理でした。