前回の記事、多くの方からご意見を頂きました。ありがとうございます!頂いたご意見の中に、「失敗から何かを学ばせるのは自閉症児に対してやってはいけないこと。成功体験をたくさん積ませることが大事」と書かれていた方がいました。(勝手に引用してすみません)その通りですね。それは当事者の私がよく分かっていることです。私は子供の頃にたくさん失敗を経験しましたが、そこから一体何を学んだだろう?学んだことも少しはあったかもしれませんが、それよりも、自己評価の低下につながったことほうが遥かに多い。そういうことを連絡帳に書こうとしたのですが、うまく書けず・・直接話した方が早いかなと思って幼稚園に行き、担任の先生とお話して来ました。しかし私が何を言っても、「誰でも苦手なことはあります。大人が先回りして子供の苦手なことを取り除いてしまったら、何も成長しません」・・などと言われてしまいました。それはその通りなのかもしれませんが、「誰でも」というのを定型児と自閉症児を同じ括りで考えないで欲しいのです。そこは分けて考えなければいけない。それと、こんなことも言われました。私自身もアスペルガーだということを伝えたところ、「全然そんなふうには見えませんよ。自分を障害者だとか、あまり人前で言わない方がいいですよ。みんな心配しちゃいますから」?????ちょっとよく分かりませんでしたが・・。私の説明が下手なのか、先生が根本的に何かを誤解されているのか、とにかく上手に伝えることが出来ないまま、話し合いは終了しました。やっぱり難しい・・でもここであきらめては、いつまでも理解が得られない。また後日改めて、先生とお話をしようと思ってます。