ようやく、今日になってタンコロの調子も戻ってきたみたい。昨日は、給食でキーマカレーというタンコロの好きなカレーが出たんだけれど、タンコロはカレーのルーが好きなものの、そのルーの中にひき肉が入ってしまうと、途端に食欲が減退しちゃう。まあ、そんなこともあったけれど、昨日の時点では、身体の調子は今ひとつという感じだったみたい。今日の給食のメニューは、きつねうどん。タンコロが好きな麺類だった。タンコロは、障害者学級にいるけれど、先生たちの配分で、授業も週に何回という割合で交流教室に、一人で行くし、今日は病み上がりということもあって、給食のみ交流となった。タンコロの所属は5年1組。この5年1組の担任の先生は、タンコロの所属してるクラブ(バスケ)の顧問の先生でもあり、しかもタンコロの大のお気に入りの先生。多分、今、一番好きなんじゃないのかな。そういうこともあって、タンコロは交流学習も交流給食も、喜んで行く。授業はニコニコしながら、おとなしく聞いているし、5年1組の子達も、タンコロによく授業を教えてくれるらしい。今日の給食は、なんと5年1組の子達が、タンコロのクラスまでタンコロを迎えに来てくれた。一緒に給食当番をし、一緒に楽しく食べられたみたいだ。喜ばしいことだよ。楽しく食べることはいいことだし、授業についても楽しく一緒に学べるということは、タンコロのためになることはもちろん、5年1組の子達にとっても復習しながら勉強できるということにもなるし。担任の先生も喜ばしいことです、と言ってくれてる。タンコロの持ち前の人懐っこさが、いい形で現れているんだろうね。交流は大事なことです。同じことを一緒に取り組む中では、出来る子となかなかうまくいかない子が出てしまうことは、当たり前のこと。それをカバーし合って、前に進むことが出来るのは大事なことだと思うよ。個人主義が横行する世の中、こうしたことはもっと注目されてもいいんじゃないのかな。きっと、タンコロにとっては、今日の給食は格別においしかったことだろうね。