宿泊学習に行った当日、現地で集合写真を撮った後の夜、絵ハガキ・・・この場合、写真付ハガキと言った方がいいのかな、ともかくハガキを書いて、翌日投函したそうだ。その写真付ハガキと一緒に、タンコロが帰ってきた。タンコロは会話がうまくない・・・言葉数がそれほどないんで、宿泊学習の様子はわからないけれど、いい子で過ごせたらしく、短い先生の言葉で表現すれば「スペシャル、素晴らしい子」だったらしい。昨日は一日で14キロ以上歩き回り、夜はキャンプファイアーでダンスも踊ったはず。そこに今日は2、3時間、バスに揺られて帰ってきたんで、疲れただろうと思うよ。ボクは高原に行ったんで、昼夜の寒暖の差で風邪でも引くんじゃないか、と心配してたんだ。マイペースのタンコロが、マイペースで過ごせない辛さもあったんだろうと思う。けれど、風邪を引くどころか、日焼けして帰ってきた。襟足、顔が日焼けして真っ赤になってた(笑)元気に過ごしてくれたことが、ボクにはうれしかった。タンコロはタンコロなりに、うまく集団行動ができてたんだと思うよ。でも、疲れたね。それが帰宅後の表情に出てた。週末ということもあり、遅めの夕食だったけれど、秋桜はタンコロが好きな生姜焼きをつくり、それをタンコロはしっかり食べてた。夕食後、寝付くまではあっという間だった。イビキをかいて、しっかり寝てるよ。明日の朝は、いつも通り起きるかな。それとも寝坊しちゃうかな。タンコロの書いた写真付ハガキには、タンコロが笑顔で写ってた。それもニッコリしちゃったけれど、ハガキの宛先、宛名が、しっかり漢字で書いてあったことにビックリしてたし、裏面に「○○山、たのしいよ」と、しっかりしたタンコロ自身の気持ちがこもった言葉が書いてあった。うれしかったし、感心しちゃったよ。このハガキは家宝モノになるね。明日は、大量にたまったタンコロの洗濯物をやっつけるのに、洗濯機を3回以上は回すことになるだろうね。それさえ、終われば、タンコロと一緒に、いつもの週末の買い物。明日の夕食は、タンコロの好物の肉うどんにしようかと思ってる。のんびり過ごし、好きなものをたっぷり食べさせて、疲れを抜いてやろうかと思ってるんだ。やっぱり、タンコロのいる家は張りが出るよ。タンコロは布団の中でボクに言ったよ。「ウチはいいね。」これこそが一番の言葉だったのかもしれないな。