「適応」という視点(4)

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Nice!

前回書いたような、自閉症児の現時点での「ありよう」を「適応状態」と見るということは、すぐさま1つの疑問につながってくるでしょう。それは、「自閉症児の現状が『適応状態』だというなら、わざわざ大人が働きかけてそれを変えるべきではないということなのか?」という問いです。これについては、実はそのとおりだという側面もあります。