先日、療育センターで一年に一回の児童精神科医の診察がありました。
最初に木の教材を先生と差し向かってやります。
ツヨは教材が大好き。
何本か棒が立っていて、そこに形別に6色くらいの木の輪っかをはめていくもの。
輪投げのような形状ですね。
一組、三角の6色の木の輪の見本ができていて、あとは星かひし形だったかの
木片がばらばらとおいてあります。
ツヨは先生の合図もなしに始めます。
星を選んでどんどんはめていきます。
出来上がるときちっとそろえます。
今度はひし形。
先生も私もハッと気づきました。
見本の色の順番通りに自分もはめているのです。
三つの形の棒通しがきちっと三通り、色も合わせて、乱れなくできました。
しかし、先生の顔をチラとも見ず、もっと他のをやりたいようにキョロキョロ。
後は補助の先生と別の教材をやり、私は先生と話をしました。
困っていることがないかや、来年のこと、就学のこと、
ツヨがこの先どんな風に成長していくのか、
いろいろ聞きました。
そして教材をやるときの様子について。
診察に来ている今の状況や、流れの意味はわかっていないとのこと。
ツヨには教材しか見えていない。
できたよ、と、得意げにするでもなく、先生の言葉かけも全く無視。
まぁ先生はそうは言わないけど、
人を人と思っていないということでしょうか。
そういうタイプ的なものは大きくなっても伸びはしないと。
まぁ、分かりきったことでしたが、ああ、やっぱり・・・。
ただ、この後は嬉しかった。
作業の内容は、成長につれてランクアップするでしょうと。
そう、人と共同したり、一緒に楽しんだり努力したりはできないけど、
コツコツと一人でやるお仕事ならできるかもしれない。
だって、教材をこんなに集中して、見本通り、きちっとできるんです。
ある意味、失敗して怒られたらどうしようとか、
誰かに負けたらいやだとか
緊張するとか、
○○さんとケンカしちゃって落ち込むなぁとか、
そんな人間関係に悩む必要な全くないわけです。
ははっ、本当のこだわり職人になれるかも・・・!
今日、おばあちゃんの家で、私達が談笑している間、一人静かにおやつを食べ、
終わったらすっと立ち上がって、流しにカラのお皿を出しに行きました。
そういえば、ずっと前に一度だけ教えたことがあったっけ・・・。
おばあちゃんは、びっくりして、こんなにいろいろできるのに、
どうしてしゃべれないのかしきりに不思議がってました。
あなたとは目が合うの?とも聞いてきましたが・・・。
ずっと赤ちゃんの頃から私とは目が合ってました。
ツヨに何がわかっていて、何がわからないのか、私にもよくわかりません。
不思議君です。
おまけ。久々コト語録。
帰りの車の中、干支(えと)の話になり、
「パパはタツ年だよね!」とコト。
前に教えてあげたので覚えているかなぁ?とコトに質問。
「おばあちゃんは?」「えーと・・・サル年!」
「じゃ、おじいちゃんは?」
しばし考えて、
「ニワトリ年!」
た、たしかにトリ年だ!が、なんだかショボイぞおじいちゃん・・・。
ちなみにこの間、チンパンジーのことをチンパンジン、ときっぱり間違えました。
チンパン人・・・かなり人間に近いサルなのか?
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