前回の記事では、たくさんのコメント、ありがとうございました。
コメントのお返事にも書きましたが、
あの記事は公開するかどうか、迷いました。
あんなサイテーな気持ちを公にしていいんだろうか。
きっと、非難のコメントがたくさん来るに違いない。
でも、溜めていたら窒息しそうだった。
息が出来なかった。
でも、、私にはのび太のことで、本音を吐ける場所がここしかない。
非公開にしようか、とも思いましたが、
それじゃ意味がない。誰かに聞いて欲しいんだ。
・・・で、思い切って公開しちゃいました。
非難ごうごうだったら、削除しちゃえ!
だって、ここは私のブログなんだし、何書いてもいいじゃん!
しかし、予想に反して、みなさんから共感のコメントをいただき、
正直、拍子抜けしました。
なんだ、私だけじゃないんだ、って肩の力が抜けました。
本当にありがとうございました。
実は・・・
自称「のび太のプロ」、なんて、以前の記事で自負しましたが、
私は9年間、まったく知らなくて、
のび太一人で苦しんでいたことがあったことを
知ったのです。
「全校朝会で並んで体育館に行くときに、
みんなふざけたりしてうるさくて、先生に叱られてたから、
帰るのが遅くなったんだ」
「へ〜居残りで叱られたんだ」
「そう。僕はふざけたり騒いだりしないのにさ!」
「え〜!のび太、ふざけるんじゃないの?」
「休み時間とかはふざけるけど、
朝会の時はふざけたりなんかしないよ!
だって、すごくうるさくて、
騒がしい音 聞いてると気持ち悪いから、
こうやってるんだ」
・・・と言って、両手で耳をふさぐしぐさで、
耳を叩いて見せた。
「え?!のび太、うるさい音、気持ち悪くなるの?」
「うん。教室とかでざわざわ騒いでる声とか
ずっと聞いてると頭の中がグルグル回って、
耳の奥の方がボワンボワンして気持ち悪くなるの。」
「え?!いつから?」
「ずっと前から。
でも、こうやって耳をポンポン叩くと大丈夫だって
最近、気がついたんだ」
ショックでした。
のび太には過敏なところはたくさんあるけど、
聴覚過敏ではない、と思っていました。
でも、雑音が苦手だったとは・・・
ずっと、不快に思いながら耐えてきて、
最近、自分で対処法を発見していたんだ。
のび太のことなら何でも分かっている、なんて、
自信満々に言ってた自分が情けない。
私自身も聴覚過敏なところがあるけど、
それは、辛くなってきたのはここ10年くらいだ。
幼いのび太、辛いことを「つらい」と表現できなかった時期が長くて、
きっと、辛いけど誰もわかってくれないで、
必死で耐えていたんだろう。
そして、自分で何とかしようとしてきたんだ。
ごめんね、のび太。
気がついてあげられなくて。
それなのに、前回の記事みたいにひとりで勝手に落ち込んだりして。
やっぱりまだまだだね、ワタシ。
のび太みたいに、強い気持ちを持ちたいなあ・・・。