今、一番大事なこと

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Nice!

前回の記事にたくさんの、それも真剣なコメントをたくさん頂き、ありがとうございます。

それも皆さん、長文で私の悩みに
ここまで時間を割いて考えてくださって
本当に心から感謝しております。

とても、心にぐっと来るコメントばかりでした。

で・・・皆さんのコメントを読みながら、考えました。

今のところはあえて告知しなくてもいい、
と考えました。

今、のび太はとっても気持ちが安定しています。

もちろん、毎日、嫌なこと、辛いこと、多々ありますが、
今までもそのつど、アドバイスをしてきました。

これで、いいんだ、と思いました。

小さいことの積み重ねが、
のび太の生きていくためのスキルになっている、

そのことの方がよっぽど大切なことなんだ、

そして、今までのび太と私が積み重ねてきたこと、
これからさらに、毎日の生活の中で積み重ねること、
これこそが、のび太の財産になっていくだろう、と
思っています。

先日・・・・・

いつものび太に嫌がらせをするAくんの事で
グズグズ言い出したのび太。

「Aくんさ〜いつも嫌なことを言ったり、
 あっかんべー、とか、オシリぺんぺん、とか、
 バカにしたようなことを、僕とTくんにするんだよ!
 僕もTくんもすっごく頭にきてるのに、
 ぜんぜんやめないんだよ〜!」

「『やめて』って言っても、しつこくするときは
 無視するのが一番だよ。
 Aくんはのび太が怒ったりするとそれを面白がって
 ますますやりたくなるんじゃないかな?
 知らん振りして、その場を立ち去る、とかしてみたら?」

「無視するって難しいんだよなあ〜
 だって、Tくんも頭にきて怒っちゃうから・・・」

「のび太がTくんに『無視しよう』って
 教えてあげたら?」

「あ!そっか!じゃあ、こんな風に言えばいい?
 お母さん、見てて!
 『Tくん、いいから無視しろ!』・・・こんな感じ?」

「うん。でも、そんな大声で言わなくてもいいよ。
 Tくんにだけわかるように小さい声で言ったら?」

「そっか。じゃあ・・・
 『(小声で)Tくん、無視してあっちにいこう』・・・
 って感じでいい?」

「うん。そうだね。」

まあ、「無視する」ことがいいことではないかもしれませんが、
こんな風に「うまく交わす術」を教えたら、
リハーサルして見せてくれるのび太。

またある日・・・・・

「僕、班の掃除係なんだけど、
 SくんやMくんがふざけてばっかりで、
 いくら注意してもちゃんと掃除しないんだよ〜」

「そっか〜何度言ってもちゃんとしないの?」

「そう!何度も何度も注意しても
 ちっとも掃除しないでふざけてるんだ!」

「う〜ん・・・困ったね〜
 でも、のび太は掃除係だから注意してるかも知れないけど
 お友達に何回も注意されると、
 嫌な気分になって、ますますふざける人もいるかもね」

「え〜!だってふざけてるのが悪いじゃん!」

「そう!もちろんふざけて掃除しない人が
 良くないんだけど、
 同じ立場の友達に注意されると
 いやな気持ちになる人もいるんだよ。
 だから、何回か注意してもふざけてるときは、
 先生に相談してみたら?」

「だって、『すぐ告げ口する』って言われるよ。」

「告げ口じゃないよ〜
 どうしたらみんながちゃんと掃除をしてくれるかって、
 先生にまず、相談してみたら?」

「なるほど!相談だから、告げ口じゃないんだ!
 じゃ、やってみる」

この会話から数日立ちますが、あえて「どうだった?」
なんて聞きません。

また、何か困ったことがあれば私に言うでしょう。

のび太が今、必要としていることは、こういうことなんだと思う。

困ったことにどう対処していくか、
それがほかの子のように想像(対処)できないことが
今、一番ののび太の心配事。

だったら、それをひとつずつ私なりに
教えていくことが今は一番大事なこと。

こんな毎日を積み重ねて行きたいと思っています。

そして、のび太が何かに疑問を感じて、
それを投げかけてきたときには、
ちゃんと疑問について答えられるように、
親としての準備もしていきたいと思っています。


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