アスペタイプには世間は荒波?

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Nice!

今日の記事は、100%私の思い込みです。

不快感を感じる方もいらっしゃると思いますが、

ムカッとしたら、スルーしていってくださいね。

                          

入学前まで通っていた療育施設で

「学校での様子を語り合いましょう」

といった趣旨の母親の集まりが毎年あります。

お茶しながら、学校での様子や、困ってること、悩みなど
情報交換しませんか?というものです。

ここでいつもふたつに分かれます。

?「学校でとてもみんなによくしてもらっている。
  学校全体で支援してもらっている」

という人。

?「入学してから不安定です。
  先生にはいろいろ支援していただいているが、
  いじめやからかいなどで、傷ついている」

という人。

あくまでもここの療育卒業生の場合ですが・・・

?は特学在籍の子

?は普通クラス在籍の子

・・・という風に、はっきり分かれます。

(「特学」の名称もいろいろあると思いますが、
 私は「特学」と書かせていただきます)

もちろん、のび太は?でした。

入学当初、かなりいろんな嫌な言葉を毎日浴びせられて、
家で思い出してはパニクっていました。

「分けわかんないこと、いつもしゃべってて、キモイ」
(独り言のことか?)
「すぐ泣いてうるさい、狂ってる」
「いちいちうるさい、黙れ」
(時間や決まりを守りたいし、周りにも守ってほしくて、
 お友達にもうるさく言ってたらしい)

こんなことを言われるたび、パニクっていたらしい。

パニクって「自殺する!自殺する!」と連呼し、
クラス中がドン引きしたこともあって、
「ちょっと変な子」イメージがついたようだった。

ほかの小学校の普通クラスに行った子達も、
似たり寄ったりの学校生活だったらしい。

なぜ、?の特学の子たちは
「学校でとてもみんなによくしてもらっている。学校全体で支援してもらっている」のか・・・?

やはり「特学」という「保護膜」みたいなものに
守られているからでしょうか?

特学在籍でも親学級という普通クラスでの活動や授業もある。

「○○くんは、体育と図工の時だけ1組のみんなとお勉強します。
いつもは〜〜学級の教室にいます。」

・・・と、先生から説明される子供たち。

家では「○○くん、〜〜教室にいるんだよ」
と、子供が言えば、
「あら、特学?障害があるのかしら?」
「しょうがいってなあに?」
「病気でね、・・・・云々・・・やさしくしてあげるのよ」
「うん!先生もそういってた」

・・・なんて会話がされて、子供たちには、
「〜〜教室のお友達には優しくしましょう」
という、暗黙の了解ができる。

子供たちも「〜〜教室にいる子」は
私たちが特別に優しくしてあげなきゃいけない!

と、変な「上から目線」で特学の子を見てしまう。

《特学の子にやさしくすること=いいこと》

という、図式が完成する。

みんな必要以上にかまってくれたり、お世話をしてくれようとしたり。

そして先生は言うのだ。
「○○くんを中心にクラス全体が優しい気持ちに育っています」

・・・う〜ん・・・

特学の子供は、ほかの子供にやさしさを教えるために
存在している・・・???
  

では何故?の普通クラスの障害のある子は、
「入学してから不安定」になることが多いのか?

先生方は授業中は主にいろいろな配慮をしてくれても、
休み時間などは放置状態だ。

サル山に、ほかのサルと違う動きをしたり、
変な泣き声を発したり、毛色の違うサルが、
ホレッと突然、放たれたようなもんだ。

本当にサル山なら間違いなく、排除される。

特学の子がわけのわからない独り言をしゃべっても、
「○○くんは特学だから、仕方がないかも」

でも、のび太くんは私たちと同じクラスにいるのに
独り言や変なことを言うのはキモイ。

「のび太くんは難しい算数や漢字は知ってるのに
 変なことを言う。
 頭がいいのに、どうしてすぐ泣くの?」

・・・ということになる。

のび太と同じタイプの子で、違う小学校の普通クラスの子は、
あまりにもいじめ、パニックがひどくなり、
お母さんが保護者会で
「障害がある」ことを話したら、

「障害のある子が普通クラスにいるからいじめられるんだ。
 親のエゴで普通クラスに入れるなんて、
 子供がかわいそうじゃないか」

・・・と、非難されたそうです。

先生が、この子は知的には遅れがまったくないこと、
いじめは「いじめている方が100%悪いです」と、
明言したことで収まったそうですが、
聞いていて背筋が凍る思いでした。

「障害があります」
・・・と名乗らないと配慮されない。

そして、
「障害のある人はこちら側でなく、
 あちら側にいないと怪我するよ!」

で、あちら側に行こうとすると、
「あなたはここにはいられないでしょ?
 そっちで頑張ってね〜」

著名な先生のお話では、
自閉症支援では知的な遅れがない自閉症の人たち(アスペタイプ)の支援こそ、
一番重要だ、とおっしゃっていましたが・・・。

・・・・・いったい、この子達はどこに行けばいいのか?

家以外の場所では
「障害があるんです」
「配慮してください」

と、自ら申し出なければ生きていけないのか・・・?


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