失踪

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Nice!

 先週末、うちの2軒隣りの自閉症の6歳の男の子(過去記事参照)行方不明になるという事件がありました。
 そのとき私たちは留守で、あとで男の子のお母さんに聞いてそれを知りました。

 その日の夕方ごろ、ふと気が付くと家に居るはずの男の子がいない。一人で外に出て行ったようです。家の周りを探してみても姿はありません。

 そこで事情を良く知っている私たちのところに協力を求めに来られたそうなのですが、前述のとおり私たちは出掛けていて不在でした。お役に立てず申し訳ない…。

 結局警察に連絡しての捜索になり、警察が数百メートル離れたスーパーで客のおばさんに保護されているのを発見して一件落着となりました。

 …まったく他人事ではないですね〜。これからかーくんの行動力・行動範囲が広がれば十分ありえることでしょうから…。

 この件のあと男の子のお母さんがまずしたことは、隣近所に男の子のことを説明し、「ひとりでどこかにいこうとしていたら引き止めてください」とお願いして回ることでした。

 それまで男の子が「自閉症」だということを知っていたのは私たちのところだけでした。しかしそれは私たちのところも同じ状況です。しかもかーくんに「障害」があるということすら他のご近所さんにはまだ伝わっていません。男の子のほうは「障害」があること自体は他のご近所さんも知っていました。ちょっと詳しい人なら「自閉症」だと感づいていたでしょう。

 私たちも親兄弟にはとりあえず伝えることができましたが、そのうち近所の方々にも説明しなければいけないときがくるでしょう。まぁそれも超えなければいけないハードルのひとつなんでしょうね〜。