のび太は幼稚園の時、いじめられていた時期がありました。
(以前に記事にしてありますのでこちらもどうぞ)
幼稚園で先生方にものび太を理解していただき、
いろいろな配慮をしていただいて、
100%安心してのび太を預けていました。
でも、いじめは起こる。
仕方ないです。子供同士、多かれ少なかれ、あることです。
でも、問題はいじめがおきたときの周りの大人の対応です。
いじめている子は近所なので、のび太と同じ園バス乗り場で、
お母さんと私は親しくしていました。
バスを待っている間も仲間はずれや嫌がらせがあるのに、
お母さんは見ていない。
いや、見ているけど知らんふりなのか・・・?
でも、幼稚園で起こったことなのでまず、担任の先生に話しました。
先生「え?のび太くんが『いじめられてる』って言ったんですか?」
当時、会話もままならなかったのび太が、
いじめを訴えるはずない、と思ったのでしょう。
私「『いじめられてる』とは言いません。
○君がいや、園バスに乗らない、と言います。
同じバス停の△ちゃんがバスの中で、○君にのび太が
仲間はずれにされているのを、見ているそうです」
先生「バスの担当の先生に聞いてみたけど、
そんなことはないとおっしゃってるし・・・。
園でも○君と遊んでいる姿は見られないし・・・」
本人が「いやだ」と訴え、回りの子も見ているのに、
認めない幼稚園。
本人が不快感を持った時点で、それは対処するべきだと思う。
その後、いじめに関する配慮のないまま、
のび太は園バスに乗ることを拒否し、毎朝、車で送っていった。
そのため○君のお母さんにも伝わり、
○君のお母さんから電話があり、のび太が○君にいじめられるから
バスがいやだ、ということを正直に話した。
でも、○君のお母さんは、
子供同士ではよくあること、いちいち親が騒ぎ立てるなんて、
大げさだし、子供のためによくない、
・・・・・というようなことを言っていた。
ここまではよくある話だ。
そのあと、○君のお母さんは、
「だって、のび太くん、ちょっと変わってるし、
仕方ないんじゃないの?
子供たちだって、そういう変わった子は気になるんじゃないの?」
過去記事でも書いたが、そのお母さんとはいろいろあり、
数年後にそのお母さんが謝ってくれた経緯があるのだが、
この言葉だけは忘れられない。
ほかの子と違う、ちょっと変わった子は
いじめられても仕方がない・・・ということか。
それから大分経ってから、○君がうちの近所に虫取りに来た。
のび太は、地面に棒で、
MONDAY、TUESDAY,WEDNESDAY・・・
と、ぶつぶつしゃべりながら書きはじめた。
その子にとってはわけのわからないのび太の様子に、
○君「のび太って日本人じゃないの?
いっつも変なことばっかり言ってるし、
なんで英語みたいなの、書いてるの?
すぐ泣くし、怒るし、変なヤツ〜!」
母親の私がいるにもかかわらず、
平気でこんなことを言う、かわいくない子供!
私「あんたね〜そういうこと平気で言うヤツの方が悪い子なんだよ!
○君のお母さんはそんなことも教えてくれないの?
意地悪ばっかり言ってると、いつか○君がいじめられるよ!
いい加減にしなさい!!!」
○君、びっくりして、走って帰りました。
大人気ない私。
叫んじゃったし・・・。
大人として、サイテーだよね。
でも、私に叱られたこと、一生、覚えていてほしい。
そして、やっぱり子供を守るのは親しかいない。
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