9月20日のニュースなのでご存知の方もいらっしゃると思いますが・・・
私は ぼ〜っとしていてニュースを知らなかったのです・・・専務、ごめんなさい・・・(反省)
『JR西日本、障害者雇用で子会社設立・印刷や製本などを受託』
西日本旅客鉄道(JR西日本)は19日、障害者雇用を目的とした全額出資の子会社を10月に設立すると発表した。JR西日本グループから印刷や製本などの業務を受託する。
事業開始後に厚生労働省に特例子会社の認定を申請する計画で、障害者雇用の受け皿とする狙い。
10月1日付で新会社「JR西日本あいウィル」(兵庫県尼崎市、来島達夫社長)を設立し、2009年春に業務を開始する。
JR西日本の専務は 私を国鉄に採用してくれた方で、とってもあったかいハートの方です。
採用してくれた時から、国鉄を辞めてからも ず〜っと 私の事を心配して見守ってくれていた兄のような存在の方です。
私達がNY駐在から帰国して、まこちゃんが障害児になって・・・
その頃からの事情も、私のつらさも、苦悩も・・・みんな知っています。
少し前の事になりますが、まこちゃんの将来のことや 障害者の就労の事をお話したことがありました。
まこちゃんは JR西日本は遠くて就職はできないけれど・・・障害のある子ども達の就労を支援できませんか?とお話しをしたことがありました。
『どんな仕事が思いつくかな〜・・・印刷とか製本とかなら、会社の中でしっかりとした需要がありそうだな〜・・・』
「そうそう、それそれ・・そんな感じで、仕事の達成感のある 収入が見込めそうな仕事がいいよね・・」うきうき♪ と話をしていました。
その前にも 障害のある子ども達の就労のことや 養護学校の高等部の子ども達の体験学習や研修の話を時々していました。
だから作ってくれた・・というわけではないと思いますが、まこちゃんと私を通して、障害のある人がしっかりと生活ができるような特例子会社のことを考えてくださって とてもありがたいと思いました。
JR西日本は 障害者の雇用率は1.9%を超えていたと記憶しています。
雇用率を達成しているんだから、障害者就労のことは無理をしなくてもいいのに・・と 普通は・・そう思いますよね・・・。
それに、会社内には 社内外の事故や病気で障害を持たれた方もいますから、知的にとかいろいろな支援を必要としている方の雇用を無理に・・という必要は無かったかもしれません。
能力が正常で支援を必要としている人は 普通の人と一緒にインクルージョン(包括的な)で一緒に仕事をすればいいし、知的な遅れや作業に支援の必要な人は 特例子会社等で 自分の持つ能力で しっかりと仕事ができる〜障害のある人の雇用は 1方向だけでなく、いろんな支援の方法、雇用の方法があるんですよね・・。
そんな私の話に 耳を傾けてくださって、まこちゃんを通して 障害のある子ども達の支援を考えてくださったことに感謝しています。
人の一生は 長いものですから、生まれてすぐから障害を持つ子供もいれば、事故や病気で 突然に障害を持つことになる人もいます。
治ることのない障害を持っていても、人間らしく社会の中で生きたいという気持ちは 普通に生活している人と同じです。
JRグループ各社が 西日本の特例子会社の設立に 興味を持ってくださり、支援の輪が広がりますようにと心から願っています。
〜 JR西日本の土屋専務に心からの感謝をこめて。 〜
PS,
ジョブコーチのネットワークがあります。11月に基礎セミナーが予定されています。
申し込みは10月9日(火)までとのこと。JC−NET東京
https://www.jc-net.jp/outCts.cgi?no=5283