運動会ってなんだろう・・・

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Nice!
今週の土曜日はゆうちゃんの運動会です!
養護では初めての運動会。
雷管を使う徒競走があるので、ゆうちゃんはまず耳を押さえて『ヨーイ!パン』をやり過ごして・・・
その後、『走るーー!!』という感じでの参加になりそうです。
だからもちろん順位は最後のほうが多いかな。
怖いけれど、頑張ってゆっくりと耳から手を離して走り出すゆうちゃん・・・
先日のドラマ『マラソン』みたいです。
当日も私はいろいろな気持ちが入り混じってウルウルになりそうです。
ゆうちゃんの頑張りが嬉しい気持ちと、聴覚過敏のゆうちゃんにこんなに頑張らせる必要が本当にあるの
か・・という想い。
私はいつも同じところで迷い悩みます。
学校の先生はいつも、特殊でも養護でも『ゆうちゃんには頑張る力がある』『ゆうちゃんの力を信じてい
る』と仰るのです。ありがたい言葉なのです。
だけどね。
やっぱりゆうちゃんは雷管の音が怖いのです。
頑張るけれど、家でウルウルしちゃうくらい怖いのです。
それでも「先生が褒めるから」「私が喜ぶから」「お兄ちゃんでいたいから」頑張るのです。
確かにゆうちゃんには『やり遂げた達成感』は残ると想います。
「達成感」「自己肯定感」が思春期から大人にかけて、とても大切な事もよ〜くわかっています。
養護の先生も本当に上手に指導してくださっているようなのです。
ゆうちゃん自身も、終わったあとに『ゆうちゃん、コワイけど〜ガンバったっ!!』って笑顔で言ってく
れると思います。
そして、私もいっぱ〜いゆうちゃんを褒めて、ゆうちゃんは褒められて喜んで・・・・・。
それでいいのかな。
答えはきっと何年もたってからわかるんでしょうね。
大人になって、運動会がなくなった頃に、
私が喜ぶからそう言うのではなく、ゆうちゃんが心から「運動会、楽しかった」「運動会がんばってよか
った」・・・って思えるか、それともそうでないのか・・・
そのときに初めて答えがわかるのかも。
そんな日が待ち遠しいです(^^)