タンコロの感じるもの

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Nice!

実は先週末、夜遅くに秋桜の実家から電話があって、義父が救急車で病院に搬送されたんだ。電話をしてきたのは、秋桜の弟だったんだけれど、まだ搬送した後の診断の内容がよく分からないうちに電話してきたんで、心不全かもしれない・・・危ないかも・・・とか言ってたんだ。それでも、すぐ駆けつけようとしたけれど、もう少し待ってということでボクらは自宅待機。その後、義母から電話があって、心不全ではなく、肺に水がたまる症状・・・肺水腫らしいことが分かったんだ。集中治療室(ICU)に入ってるんで、来てもどうしようもないから日曜日に来て、と言われたので、日曜日に病院に行って来た。義父は搬送されたとき、意識を失っていたけれど、ボクらが行ったときは意識も回復してて、予想に反してよくしゃべっていたらしい。ICUに入っているんで、小学生は中に入れず、ペイスケと秋桜だけが義父に会ってきたんだけれど、それでも本当に短い時間だけでした。この日は当初、家族で久しぶりにカラオケでも行こうか、といってた日。秋桜もペイスケも歌うのが好きで、タンコロももちろん好き。でも、それをうっちゃって義父のところへ行ったんで、いろいろタンコロには言い聞かせたけれど、びょ病院に行ってタンコロは大丈夫かなあ?と心配してた。肺水腫は油断はならないけれど、特に今すぐ命に影響があるわけじゃないよと、秋桜やペイスケに言い聞かせながら病院に向かったけれど、やっぱり義父の顔をみるまでは安心できなかったとおもうんだよね。言い聞かせた言葉よりも、そんなボクらの顔つきをみてタンコロはなにか感じたところがあったらしく、カラオケにいけなくなったことについては何も騒ぎもせず、おとなしくしてくれてた。「じいじ、泣かない。」そんな言葉を何回も言ってたね。タンコロは義父が大好きなんで、なにか感じるところがあったんだろうと思うよ。入院してしてしまったことを理解したのが、「じいじ、泣かない」という言葉になったんだと思う。いつ一般病棟に移れるか分からないし、退院についても分からない状態だけれど、今度の週末には一般病棟に移れると思う。今度の週末にも、また家族で義父に会いに病院にいってくるつもりだけれど、今度はタンコロも会えるだろうと思う。義父もタンコロに会いたがっていたらしいしね。