2学期スタート

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Nice!


(学校で絵を展示してくれました )

(校長室の横です。びっくりしました☆)

2学期早々に私の体調不良で1週間 休んでしまいました。
今週の月曜日から 2学期がスタートしました。
久しぶりの学校で とても楽しみにしていた反面 指導面はとても心配でした。
月曜日・火曜日と両日授業をみました。といっても、初日はカウンセリング、2日目はSTの予定が入っていたので、両日とも4時間で早退しました。
国語は 担当の先生が 一生懸命に勉強をして考えて まこちゃんの行動観察をしようと努力していて、夏休み中 がんばってくれたんだな・・・と感じる授業でした。
国語はベテランの先生でも 試行錯誤しながらです。
ベテランと新人の先生がいたら、ベテランの先生が受け持つのが普通でしょ?と思うのですが・・・。

数学の方は1日目は「授業参観をしたい」と話をして見ていました。
内容は夏休み中に 計算問題で同じ内容を2回行った計算プリントを もう1回学習をするということでした。
が、黒板に書くことは1回もしない授業で、まこちゃんの横に座り 大きな体の先生が ぴったりとよりそって プリントを指で指しながら こそこそと指導する違和感を感じる内容でした。
ので、連絡帳には ホワイトボード(小)を使用するなどして指導をしてください。昨日(↑)の指導内容は違和感を感じます。と書きました。
火曜日は 教室の外から 黙って見ていました。
1学期に授業を見ていて「小数点の計算の仕方が違います。正負の数の計算は この部分で特に間違いやすいので、+14を プラスをつけない14で書いて・・ 途中式がない方が計算に間違いが無く、丁寧にやりすぎると混乱して間違いを繰り返すので・・・」と その場で話をしたことは、記憶から全部消えていて、やらないでください!という指導方法を 力強く でっかい字で黒板に書いて、強調をして教えていました。
ひゃぁ〜〜〜☆というのが私の気持ち・・・これからどうしたらいいのぉ〜〜と頭の中はぐるぐる状態でした。学校の教え方で間違いを繰り返し、家庭でそれを修正して教え直すと混乱も余計にはげしくなる=とても大変なので・・・。
どのくらい時間をかけて打ち合わせればいいのか・・?と思いますが・・・
とにかく 先生が「まこちゃんの思考の特徴を考え、指導方法を微調整する」ことをわかってくれるまで、何度も 指導内容を打ち合わせなくてはならない・・・と感じました。

支援の必要な子ども達は 教科書通りに正確に教えても 何度も間違いを繰り返してしまいます。
子供の間違いの特徴から 子供がわかりやすい指導の方法を複数作って 子供と一緒に取り組んで教え方を工夫していくことが基本になります。
教科書通りの基礎基本を繰り返しすぎて 余計に複雑化して わからなくなる子ども達は軽度発達障害にはたくさんいます。
マニュアル通りの教え方ではなく、子供の考え方の特徴にあった工夫を 先生と親が作り出すことは大切なことです。また、その基本的な考え方は 先生のいままでの教師経験には無かったものですから 理解して納得して取り組んでくれるまでは 親はたくさんのパワーがいりますし、学校内で理解してくれる管理職の先生、特別支援コーディネーター、スクールカウンセラーの理解と支援はとても心強いものです。

偉そうに書いている私だって、毎日毎日が先生とのやりとり、学校の先生方の支援があって まこちゃんを育てることができるんです・・・。こうなってほしい・・こうあってほしい・・・特別支援教育は現場に降りて、動いてはじめて見えてくる物、作っていく物がたくさんあります。
学校任せにするばかりでは 何も先にすすみません。人任せでない・・・一緒に考え作ることが大切なんですよね・・・だけど、人は感情の生き物ですから、やりとりがうまくいかないことはたくさんあります。
1つ1つの積み重ね、1つ1つの話し合い〜それが子供を成長させていきます。


(大好きな英語の授業です♪)