「自閉的」?症状

37
Nice!

今、思えば、のび太って小さい頃は結構、本格的な自閉症だった。

ま、今は、だいぶ周りと適応してるような気もするけど、
小さい頃は「自閉症の症状」と言われるものが、
絵に描いたようにたくさんあった。

まず「逆手バイバイ」。

普通は手のひらを相手に向けてバイバイするが、
自閉症の子供の多くは、自分に手のひらを向ける。
他人が自分にバイバイしたときに、手のひらが見える、
だから、自分が見たのと同じように、手のひらを自分に向けて、
バイバイする、と言うことらしい。
ある本には「本来は、定型発達の人間が、ちゃんと相手に
手のひらを向けてバイバイすることの方が、すごいこと」
と、書いてあったが、なるほど、そう思う。

次に「つま先立ち歩き」。

感覚刺激の行為らしい。
自閉症の子によく見られる、太陽にに手をかざしてチラチラして
光を見るのと、同じ意味合いらしい。
当時、育児サークルに通っていて、
「のび太くん、器用につま先で歩くんだね」なんて、
ママ友達に指摘されて、
「へへへ、熊川哲也(バレエダンサー)目指して、訓練してるんだ〜」
・・・なんて、ジョーダン言ってたけど。
これは、保健センターのある保健士さんに
「のび太くん、まだ、つま先立ちしてるね」って言われて、
当時は???って思ってたけど、今思えば、あの保健士さん、
きっとのび太の「自閉性」を心配していたのかも・・・

他にも、その場で手を広げてくるくる回る とか、
ピョンピョン跳びはねるとか(このふたつは今もやります)
爪やえんぴつを噛む、
ティッシュや消しゴムのカスなど、指で常に丸めている、
なども、感覚刺激らしいです。

どれも、気持ちを落ち着けるためなのかな?

他にもいっぱいあり過ぎて書き切れませんが、
まあ、上記のものなら、他人に迷惑をかけないし、
いいかな〜なんて、思うけど・・・

最近、「この年齢でこの感じはどうかな?」と思っているのが、
同じことを何度も話しかける、ということ。

小さい頃も、テレビCMのセリフや気に入った言い回しを、
何度も独り言のようにつぶやいたり、
いわゆる「のび太語」と言える、でたらめ言葉で、
他人に話しかけたり・・・

言葉に関する自閉症状はたくさんありました。

一時期、何度も同じことを言う、と言うことは少なくなってきたのですが、
ここ最近、何度も何度も、同じ話をするのび太。

プールの話し、漢字の話し、テレビの話しなどは、
今、興味があって何度も言いたくなるのでしょう。
でも・・・

「今日、○君とバタ足で競争したんだよ、うん。」
1時間後・・・

「今日、○君とバタ足で競争したんだよ、うん。」

・・・と、1時間前と、すっかり同じトーン、同じ言葉、同じ口調で(独特な話し方)話しかける。

「うん、そうだね〜」と一応、相づちを打つ。

で、また、

「今日、○君とバタ足で競争したんだよ、うん。」

・・・録音した声を再生しているかのように、また、話しかけるのび太。

「うん。でも、さっきも聞いたよ〜」

・・・・・で、また、しばらくして、

「お母さん、さっきも言ったんだけどね〜、
 今日、○君とバタ足で競争したんだよ、うん。」

同じ部分は同じ雰囲気で繰り返す・・・

ちょっと、今までにない症状???

「話す」ことは大好きでおしゃべりなのび太だけど、
何度も何度も繰り返すセリフに、ちょっととまどっています。

いつもクリックありがとうございます。

とってもとっても嬉しく思ってます。



にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ障害児応援検索エンジンゆっくりねっとサーチ