プライドと劣等感。

37
Nice!

生育歴の続き。。

中学の時は勉強を放棄していた私も、3年生になってようやく勉強に手を付け始めました。
入りたい高校があったからです。それはレベルの高い学校でした。

私はプライドが高いのです。
アスペの人の多くはプライドが高いそうです。

プライドの高さは裏を返せば劣等感の塊
人と同じことが出来ないアスペの人達。
そこには本人しか分からない強い劣等感があります。

アスペの人は皆、否定的な言動に敏感です。
相手はそんなつもりで言ったのではなくとも、「バカにされた」と思ってしまいます。

「人と同じことが出来ない」という自覚。
「それを皆はバカにしている」という思い込み。
「バカにされること」に対する極端な嫌悪。

そんなところから、高いプライドが生まれてくるのでしょう。

レベルの高い学校に入ることは、私にとって絶対的な目標でした。
だから受験勉強は必死にやりました。

勉強が好きだったわけでもなく、「この高校に入ってやりたいことがある」という明確な目的があったわけでもない。
ただ、「私をバカにした人を見返す」という理由だけの為に。

そして希望の高校に入ることができました。

しかしその後、それまでとは比にならないほどの、アスペルガー的人生が始まりました。

つづく。。