ペアレント・トレーニングの研修会に参加しました。
発達障害児と関わる親(または保育士、教師、支援者)が集まりました。
意外?にも学校の教師がたくさん参加していました。
この前「教師は発達障害を知らない」と書いたばかりですが、少しずつ理解が広まっているのでしょうか。
先生方が真剣に話を聞いている姿を見て少しホっとしました。
この研修会で発達障害児との接し方を、たくさん学びました。
私は今まで子育てに悩み、どうすれば良いのかと育児本を何冊も読みましたが、本に書いている通りのことをしてもうまくいかず、さらに悩んだりしていました。
一般の育児本というのは健常児を対象に書いているものです。
発達障害児に健常児と同じように接してもうまくいかないことがあるのは当然だったのかもしれませんね。
例えば子供が服を自分で上手に着れた時の褒め方
「上手に服を着れて偉かったね。いつもできるといいね」
きっと育児本にはそう書いてあるでしょう。
健常児ならこれで良いと思います。
でも発達障害児の場合、
「服のボタンを上手に留められて靴下も上手に履けて、偉かったね」
・・と具体的に褒めることが大切なのだそうです。曖昧な表現が理解しづらいからです。
そして、「いつもできるといいね」などのコメントをしないのが良いそうです。余計な一言をつけると混乱したり、「批判されている」と思ってしまうからです。
また、即座にタイミングよく褒めなければならないのです。時間が経ってから褒めると何を褒められているのか分からないからです。
続きます。