自閉症の子とどうしてうまく暮らせないのか

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Nice!

自閉症の子とどうしてうまく暮らせないのか。

その原因の一つは子どもを怒らせてしまうから。
子どもが怒ると親もイライラする。
どうして自閉症なんだ!自閉症なんてもう嫌だ!と思う。

すると子供もまたつらい気持ちになる。
どうしてお父さん、お母さんは分かってくれないの?
ぼくの私の気持ちはこうなのに。

甘やかすのではなくて、
子どもが怒らないように、先手先手に出る。
こういったらこうなるだろうな、と想像を働かせること。
幼い時からの過不足ない視覚支援は必須です。

出かける時に行先を知らせたり、いつも通りの荷物を用意しておく。
急がせないように、早めに出かけられるように10分早く起きる。
夕方は子どもは疲れてしまうので、無理をさせない。
発達年齢に見合った外出をする。
もし最低限適切にふるまえないのなら、公共の乗り物に乗るには徐々に訓練をする。

伝えられない声を想像する。

『これからどこへいくの?』
『どうしていそがなくちゃいけないの?』
『どうして寄り道するの?僕は予定が済んだら家に帰りたいのに。』
『この間は、これはいいって言ったのに、どうして今日はダメなの?』
『家の中に触っていいものと、触ってはいけないものがあるの?わからないよ。』
『夕方になると、おなかはすいたし、眠いよ。あれやれこれやれって言わないで。』
『今はパソコンにお母さんを取られたくないよ。後にしてほしいな。』
『明日の予定がわからなくて落ち着かない。でも教えてって言えない。』

自分の子の独自のルールが少しわかってくれば、
しめたもの。
不安だからパニックも起こるのですから。

まぁ、私が言うのもなんですが。
でもツヨは極端な例ですが、一つ一つを見るとよくある自閉のタイプです。
どこか少しでも参考になる部分があれば。

思春期に荒れるのはしかたない。
健常の子だって荒れるのですから。

幼い時からの積み重ねが勝負。親のやり方のまずさで怒らせない。

こちらがルールを守れば、
もともとあちらは律儀にルールを守ってくれる人たちが多いのです。

応援してくれて ありがとう

先生に言われていたチャレンジは成功でした!
その話は、また。

小1の春。学校の花壇作り。小さい~。f0025201_21451230.jpg