[シリコンバレーでの私たちの暮らし][理系の人]深夜まで残業すると大変なことになるという話

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Nice!
開発リーダーがここのところ仕事が楽しらしく、朝早くやってきて、深夜まで仕事をしています。私は

早く帰らないといけないよぉ。お化けが出るよぉ。

とかいいながら、口を酸っぱくして、早く帰ろうとうながしているのですが、仕事が乗ってる時というのはそうはいかない。
そんなリーダー週末も夜遅くまで残業した次の朝。私が、リーダーの車を見たら、大きな楓のような葉っぱを車の前につけてやってきた。

リーダーさぁ。車に茶色い楓の葉っぱ、巻き込んでるよ。取った方がいいよ。

と言うと、しばし黙ってしまった。えっ?と思った。
私が見ていたたものは、これ。
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リーダー、冷静な声で、

あぁ。コウモリですね。

げっ!!!! こっこっ、蝙蝠??ありえん、嫌だ、嫌だ、怖い、怖い。深夜に車で走ったので、バードアタックにあった模様。

どうするの?洗車にもっていく??

と訳の分からないことを口走る私。洗車にもっていけば、係りの人が汚れと一緒に処理してくれるかも....。と、おたおたする私は、
鬼のようなことを考える。冷静なリーダーは、どのように鳥が刺さったか?のほうが、興味があり、時速どれくらいで走ったら、鳥があたった感触があるのか?熱で反応したのかとかを熱弁している。
とにかくどうにかしないと....と思う私はオロオロするだけ。リーダーがやっと、

落ちている木の枝をもってきて、とりあえず車から剥がして、廃棄しましょう。

ということになり、木の枝を探してきて、コウモリを剥がしてゴミ箱に捨てているリーダー。横で、「だから、遅くまで仕事しちゃダメだっていったじゃない!」と怒り気味に言う私。けど、よく考えたら、私、なにも言う権利ないんだなぁ。コウモリの被害にあったのもリーダ。自分でコウモリの処理をしてるのもリーダー。ごめんよぉ。災難だったね。けど、無事に片付けられてよかったよぉ。明日からは、深夜になる前に帰るようにねー。