日差しは夏なのに、もう風は秋の香りがします。 空も見上げると、空の高さが低くなって、もう秋の雲ですね。 夏休みも遂に終わりました。 9月からは、できればバス登校をはじめよう!最初の一歩の昨日は、折りしも雨で、KEYのプレッシャーは一つ増えてしまいました。 朝、『お母さん、やっぱり車で送ってよ』と泣き言を言っていましたが、何故か車の鍵が見つからず、バスじゃないと遅刻だよと言うと、『じゃあ、やっぱりバスで行く』と納得して出かけました。(鍵は戻ってくると、凄く目立つ所にありました。何かの啓示だったのかな~?) その代わり、バス停まで付いて来てというので、見送りに行きました。 今日は、不特定要素も有りと見て、予防線を張ろうと思い、GPS携帯を持たせて、服の袖には、『障害があります』ワッペンを付けさせて出かけました。 バスに乗る事は、抵抗がなくなりましたが、まだまだ課題はありそうです。 バスに乗る前に傘を閉じて、私に持って帰ってと言うKEY。 どうやら、以前バスに傘を忘れてしまったと言う体験が、フラッシュバックして、傘は持っていかないと思ったらしいのです。 忘れてもいいから、持って行けばいいよと話してました。 バスに乗るのは、少なからず緊張するのか、怒った口調で、『お母さん!今日はちょっと寒いね!!!』と私に言い放って、自分の気持ちに整理をつけているようでした。(でもそれって、とても大事だし、凄くいい感じ!) 帰りのバスとは違って、出勤・通学の時間帯で、KEYの好きな一人席は空いていません。 二人席に座って、笑顔で手を振ってくれたのですが、あの二人席・・・混んで来たら誰かと一緒に座れるだろうか? 多分出来ないだろうし、その場の雰囲気を読むなんて出来ないから、きっと二人席でも一人で座ると思います。 それを想像できるだけに、これは家でシュミレーションしなきゃいけないなと思いました。 また、服の袖にワッペンを付けるときに、KEYにこれは何?何でつけるの?と聞かれました。 『KEYが困った時に、誰かが助けてくれるかもしれないから付けるんだよ』と説明はしましたが、必ず助けてもらえるとは限りませんし、やっぱりバスに乗ると言うスキルを上げておくに越した事はなさそうです。 こうやって考えると、本当にバス一つをとっても、色々な事を定型発達の人たちは『自然』と出来てしまうんだな~。凄いな~。 帰りは、なかなか帰ってこないのでGPSで様子をうかがっていると、多分何本もバスをやり過ごしたみたいで、おまけに傘を忘れるのがいやと言うこだわりが出て、傘を差さずに手で持ってきたので、ずぶ濡れでした。 とにかく、夏休み中ずっと学校に行きたいと言っていたKEYにとっては、ちょっと心満たされる日々が来たのではないでしょうか。 夏休み中の計画は沢山あって、自転車に乗れるようになる事、駄菓子屋さんへ一人でGO!も まだまだ計画途中ですが、休みとかにこだわらず、日々の生活の中でやっていければいいなと思っています。 やらなければ!となると私も自分自身にプレッシャーを掛けてしまいますし、勿論KEYにも・・・ さぁ、今月は運動会。今年はどうなるのか? 毎日疲れてイライラするかもしれないな~。 のんびりやるとします。