インフルエンザにかかるといつも40度以上の熱が出る双子。
脳症など重症化するのが怖くて、
毎年予防接種は受けています。
夜19時のあえて閉院間際。
小さいお子さんやお年寄りが比較的少ない時間を選び、
前もって用紙の記入もしておいて順番ギリギリに連れて行きました。
それでも他の患者さんに迷惑なのはもちろんだけれど、
病院は遠慮していたら命に関わる場所。
行く、行かないの行ったりきたりは家の玄関からクリニックの前まで続き、
到着してもクリニックを出たり入ったり、
「あー・・・!あー・・・!」と大きな声もたくさん出ました。
でもそれは順番があと一人いたせい。
ツヨは注射を打たれる気でクリニックに行ったのです。
待合室で待てるほどの気持ちの余裕がなく、
すぐ診察室に入ろうとするのを私が制止したから。
迷惑なのでクリニックの外で待ち、
コトが呼ばれたのが見えたので、
待合室をスルーして震えながらも勇んで診察室へ。
やっぱり、やらなければいけないこと。頑張ること。と思っているとしか思えない。
恐怖で「うおー!」と言ってはいますが・・・^^;
そして・・・
先生と看護師さんたち2人が全力で対応してくれて、
無事、注射をすることができました!
初めにだいぶ暴れたけれど、先にコトの見本を見せて
「1,2,3,4,5」
と5秒で終わることを確認し、
先生、看護師さんもみんな
「1,2,3,4,5!」
とカウントしてくれました。
診察室の外にも、4人の大人が真剣に大声で
「1,2,3,4,5!」
と唱えるのが聞こえたでしょう。
頑張ったご褒美に私が用意しておいた飴を
私にも大急ぎで注射が打たれる間に
看護師さんがさっとツヨの口に入れてくれました。
ナイス連携。
そのまま走って家に帰ろうとしたのを、
たまたま居合わせた知り合いのママさんが「お金払っておくよ!」
と言ってくれたので、
「ありがとう!」と一万円を飛ぶように渡して甘えました。
「お騒がせしました。」
と待合室の皆さんにも軽く会釈して走って帰りました。
偉かったね。とツヨに告げると
「むーん・・・」とつぶやき、体をやさしく揺らしていました。
何よりうれしかったのは、家に着いて
「恥ずかしかった!」
と言われるかと思ったら、
「・・・お疲れさま。」
とコトが言ってくれたことでした。
読んだよ~のクリック、うれしいです!