今日も頑張って生きたもんね。

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Nice!

ツヨは学校へきちんと通っています。
朝、行くよ~と言うと
さっと緊張した面持ちにはなるものの、足が止まることなく車に乗り込みます。
下駄箱に着くと、私の手をとって『はき替えるのを手伝ってほしい』
と保護を求めてきます。
顔は真剣。心臓の鼓動が聞こえそうな緊張が伝わります。

最小限だけ手伝って、教室へ。
すると大真面目な表情で一度は下駄箱に戻っていきます。
そして下駄箱に入った靴の位置を微調整。どの位置が正解なのかは不明。^^;

給食のときも、食べ終わった後にランチルームから教室に帰るものの、
踵を返してもう一度ランチルームへ。
何を確認しに行くのでしょうね。
先週は3か5往復ほどしたらしいです。

この確認作業を制止したりすると、
「ひひい・・・!」と追い詰められたような表情になってしまいます。
かといって一緒についていったりパターン化するような介助をすると
行動が強化されてしまうで、
好きにさせておく、というと変ですが、本人のこだわり加減に任せています。

ある時、ふっと納得して何もなかったかのように次の行動に自分で移れるので。
無理に終わらせたり、ごまかして終わらせようとしたりすると暴れそうに。
せっかく暴れることが少なくなってきているので、
その感覚を思い出させたくないものです。

とにかく強化させないように
不適切な行動は少しずつフェードアウトに持ち込みたい。

不安感は少なくなったけれど、
この場面ではこうしないといけない(と僕は決めている)という
儀式的なこだわりが増えています。
そのこだわりには、はたから見ると何の意味もないようなこと。
(失礼な言い方ごめんね。ツヨぽん)
何の意味もないことにどうしても囚われてしまうことが気の毒です。

強迫行為なのかなぁ。やっぱり。

できるだけ穏やかに刺激も少なくストレスをかけずに暮らせるようにしようね。
ツヨはいろいろな確認でフーフー息が切れていたりします。
せめてこちらは肩ひじ張らずフツーに一日が過ぎて、
夜、ベッドでスースー寝ている顔を見るとホッとします。
今日も一日頑張ったね。

楽にルンルンって暮らせるときが早くくるといいね。
どうかいい夢が見れますように