先日の教育委員会の就学相談のつづき。
その1はこちら
初めに、面談室に調査官と私とツヨの三人で入り、
「お母さんはここにいるからね。」と示し
すぐにその調査官がツヨを別室に連れていきました。
ツヨはすんなり母子分離しました。
別室で発達検査をしている間、戻ってきた調査官と私で30分面談。
あらかじめ記入して郵送しておいた調査票を見ながら、
コミュニケーションの手段や身辺自立のレベルを一つ一つ確認していきました。
発達度合の聞き取り調査ですね。
身辺自立・言葉の表出および理解、移動面、集団適応、体力面。
そして問題行動が「ある・ときどきある」に〇があるかどうか。
問題行動とは、
自傷・他害・異食・多動・常同行動・こだわり・エコラリア・集団行動の可否・攻撃性など。
調査官の手元には6年前の小学校の就学相談時の資料があるようでした。
あー、でも現在と比べてみると6年前の年長の頃には問題行動、たくさんあったなぁ。
何でも口に入れてガムみたいに噛んでいたし、噛みつきもあった。
多動にこだわりに集団行動の難しさ。爪もきれいに噛んでいたし。
6年生の今はこだわりだけが非常に強い。
ん?逆にこだわりだけかも。
いやいや髪を触って抜く行為は自傷か。
でも本人が納得していれば集団行動もできる。
発達年齢は1年半前の児童相談所での手帳更新の際の発達検査が2歳半だったのが、
今回2歳7ケ月になりました。
1ケ月成長した。^^
発達指数は実年齢との比なので、どうしても下がっていきますが、
検査自体が、言葉を発せないとだんだん点が取れなくなっていくので仕方がありません。
でも一つだけ
発音したとみなされた単語があったそうです。
初めて発語で1点とれた!
調査官ははっきりと教えてくれませんでしたが
たぶん
「ば・な・な!」
だったようです。
おお!バナナよ!
声を振り絞るように、精一杯
「バ・ナ・ナ!」
と言った姿が目に浮かびます。
その目はもしかしたら自信に満ち溢れてすら、いたかもしれません。
「どこまでしかできないか」を検査されているわけじゃない。
ツヨにとっては
『つぎはどんなこときかれるのかしら。ボクはやってやるぞ。』
なんだよね。
子どもって素晴らしい。
発達検査をしてくれた心理士さんは
少し頬を紅潮させながら、
「すごく頑張りました!お利口でした!」
と。心から思ってくれているように見えました。
2歳7ケ月なのに褒められるとは。
不思議な子です。ツヨぽん。
そう。発達検査を受けて親が落ち込んでいる暇なんて、
せいぜい一日ぽっきりにしたい。
いつも応援ありがとうです~