時間と労力を無駄にした話。1

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Nice!

随分前(2012年の後半頃)から、「障害に関する手続きをしている」って、時々ここに書いてたと思うんだけど、その手続きが数ヶ月前にやっと終わったのです。実はこれは障害年金申請の手続きでした。結論から言えば却下されてしまいました。(つまり不支給)1年半かけて、ヘロヘロになりながら準備して、やっと手続き終わったと思ったら、あっさり「却下」って。泣きたい。申請することにしたきっかけは、以前、別件で役所の福祉課に行った時、職員の人が私を見て、「この人、年金もらえるレベルに病んでる」って思ったのかどうか知らないけど、「年金の申請してみてはどうでしょうか」と、書類等を渡されたのです。確かに私は働きたくても働けない状態だし、私と同じ(もしくは私よりも軽そうな)症状の人が年金をもらってるケースもたくさんあることを知りました。当時の私の病状は、かなり悪く(現在も悪化し続けている)、こんな状態なら申請すべきかもしれない・・・と思ったんです。でも手続きのやり方がさっぱり分からない。そもそも障害を持ってる人は、自力で手続きできる能力も気力もないですから、社労士さんに依頼する人も多いようですが、コミュ力に欠陥のある私には、他人に依頼する力もない。夫は平日は仕事だから(役所や病院は平日しかやってないから)、夫に頼むのも難しい状態。けっきょく1人で準備を始めました。分からないことはネットで調べたりしたけど、私の理解力が低すぎるんで、ネットに書いてある説明も、なんだかすごく難しくてね。同じアスペルガーの人が「社労士さんのお陰で申請通りました」とか書いてたり、或いは1人でテキパキと準備してあっさり通ってる人もいるし、そういう話もあちこちのブログで度々見ていたので、羨ましかったり悔しかったり・・・。こうして、1人で準備できる能力も無く、他人に協力をお願いする能力も無く、病状も悪化中の私は、途中で何度もつまずきながら、他の人よりも長い長い時間がかかったわけです。申請の準備を始めて、いちばん初めにぶつかった大きな壁は、初診証明です。申請したことある人はご存知と思いますが、初診・・・つまり、初めて通院した病院の証明が必要なんです。アスペルガー診断の初診ではなく、それに関連する症状が出た時の初診・・・つまり私の場合、学校時代にうつ状態になって連れて行かれた病院が、初診になるそうです。20年前ですから、カルテは残っていない。(カルテの保存は基本的に5年間)なんらかの証拠が残ってないかと必死に探しました。親に聞いて診察券が残ってないか?とか、当時の日記を残してないか?とか。でも何も残っておらず・・・。そもそもなんで初診証明が必要なのか。すごく疑問です。けっきょく、私のように、何十年も前に発病した人は証明が取れず、つい数年前に発病した人は簡単に証明取れるのだから、長年苦しんでいる人のほうが損をするという・・・。つづく