城北職業能力開発センター 板橋校

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Nice!

English Version

東京都立中央・城北職業能力開発センター 板橋校に「体験&見学」に行ってきました。
https://www.hataraku.metro.tokyo.jp/vsdc/itabashi/

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見学会のスタートは 校長先生のお話からはじまります。

俺様の体験をご紹介したい所ですが・・そうもいかないので・・・
職業訓練校の1週間の流れを・・・

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月曜日
俺様が体験したのは(順番は違いますが〜)
①は 手紙の仕分けです。市ごとのBOXに仕分けしていきます。
②は カード分けです。種類ごとにわけて「何枚あるか?」「カードを7枚(先生に)ください」など
③は お弁当の見本を見て、同じに入れていく
一番最初の作業は メモ帳作りで、紙を裁断し、そろえて 上部にのりをつけて作成するものでした。

私たちが見学に伺ったのは月曜日〜同じフロアの 調理台のあるコーナーでは 調理が行われていて、終わると 生徒の皆さんがデスクのあるエリアに戻って来ました。

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火曜日〜パソコン

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写真がたくさん掲載されていて、とても見やすかった教材(市販のもの)
パソコンはノートブック・タイプで学びます。特別支援学校もみなノートブックでした。

→今の俺様= 大井町でパソコンを学んでいます。

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水曜日〜社会人のマナー 俺様が苦手なコミュニケーション 金銭管理などを学習します。
お給料をもらったら、生活するための経費のことも学びます。

いまの俺様=家の中でアルバイトをしています。以前と違うことは 俺様、ほしいものがあると積極的に アルバイトに励むことと・・金額交渉がきっちりしてきたこと。
でも・・自分の部屋で何かに夢中になっていると〜アルバイトの報告を忘れて=バイト料をもらい忘れることがあります(笑)

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掃除道具は 掃除の検定で使われるような立派なビルメンテナンスなどに使われている道具です

いまの俺様=私のDNAなのか・・・掃除がとっても苦手です。学校では ほうき掃除が人気で俺様はいつも ちりとりとゴミ捨ての担当でした。ほうきは 手首をくいくいっと動かしてゴミを集めますが〜苦手ですね〜。
そして・・ぞうきん・・ ←中学の時に 担任の先生に虐待を受けましたが、そのせいで トラウマがついています。
+ もともと感覚過敏があって、苦手感が強いのですが、家では 洗顔の時にタオルで顔を洗っていますから、 「汚いのがいや」というのも あるかもしれません。

特に、ぞうきんをしぼる ことが 苦手です。右・左と でたらめに手首を動かすことと はじっこの方を絞れないで ゆる〜い 絞り方になっている気がします。ただ・・トラウマが強いので、指導方法は要注意・・ いやだ=感が強くなって ぴゅ〜んと逃げていってしまうことがあるようです。→母は怖いので従っているのか・・・?

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職業訓練校の中に 体育館があるとのこと。
いまの俺様=運動の環境が無いので、ぽっちゃり気味です。
北区には区民向けの健康センターがあって、スポーツの専門の機械があって使えるそうですが、まだ行ったことがありません。品川区にもあったのですが、行くまでが遠かったので通わずに終わってしまいました。
新宿区には 区民向けのスポーツ施設があるのかな〜??と思っています。安い料金でしたら、スポーツ施設を使って 将来の健康管理に結びつけられたらいいですよね〜。

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指導の先生も 相談員の先生も みんな優しくて、熱心に指導してくださる とってもいい学校でした。
でも・・俺様は まだまだ コミュニケーション力も 言語力も学習中です。
将来、学校で学べるようになったらいいな〜と思いました。

板橋校の隣は 浮間舟渡の公園です。緑がいっぱいで とっても良い環境で、板橋校の皆さんも、散策したり、芝生の上で楽しんだりしているということでした。

俺様、体験はとても楽しかったみたいです。

職業訓練校の先生は 障害のある人の為の専門教育を受けた先生ではありませんが、生徒の行動を観察し、生徒 一人一人の 得意なこと、苦手感を見て、個々の指導に力を入れている学校です。
先生達の愛情も情熱も すばらしいな〜と思いました。
職業訓練校は1年のプログラムなので、入学して数ヶ月 学んだあとは、企業でのインターンシップなどが入り、とても忙しいプログラムになります。

中学を卒業すると、どこの学校でも「国語」「算数」は 教科に無いんですよね。
特別支援学校も 20〜30分くらいの 漢字学習のプリント中心の 細切れ学習だったので、ほとんど学習が身につきませんでした。漢字の意味がわからずに繰り返し学習をしても・・??でした。
でも、やらないよりは・・やったほうがいい・・そんな感じかな〜・・・。
たぶん、学校の先生の自己達成感と 生徒の理解感〜とりあえずやっとくか感は 違うのではないか・・と思います。

俺様の場合は 繰り返し学習が好きなので、くもんに通っていたり、通信教育を取っていますが、苦手感の強い日本語=国語は なかなかやりたがりません。

先生がしっかりと指導してくれて、じっくり学べる小学校の環境は とても ありがたかったな〜と振り返っています。小学校の時に学んだことは ずっと忘れていません。が、使わないと忘れやすくなります。
先日、大塚特別支援学校(筑波大学付属)の先生とお話をしたのですが「カレッジには 国語と算数(数学)はあるの?」と聞かれました。
「いいえ、自習の20分くらいの学びなので・・」とお話をすると とても残念がっていました。

それは・・卒業してきた中・高の学校でも大きな課題であり、中学・高校には 教科を教える専門の技術のある先生が ほとんどいないんだよね〜・・というのが長くある実感でした。
体育・保健体育・社会の先生がなぜか特別支援学校には多く配属されていて、国語・算数の指導ができる先生は ほとんどいなかった気がします。
必要なのは、国語・算数の小学校レベルの指導なら 誰だってできるんじゃないの? そう思われがちですが、それは違うと思います。
技術もこつも・・・中学・高校には必要なのだけれど、小学生の教科を教える技術が無いと 先生もどうしていいのかわからないので〜自然に「教えたくない」のが本音なのかもしれません。
もちろん、全ての先生が・・というわけではなく、一般的なお話です。
教える事に熱心な先生達は 日々、研究・研鑽をして 生徒達に心をこめて熱心に指導にむかっていて、一生懸命に教えてくれています。ただ・・そんな先生は 宝くじ並みの確率で なかなかお目にかかれないのが現実。

学校の文化祭などでも教材教具の研究発表の展示を見ても、見た目はよくても、現実的に・・使っても 生徒の発達や生徒が持つ身体的な機能では難しくて 実際の教材には向かない物もたくさんあるのを見てきました。
やればいいんだろ・・とりあえず・・ ではダメなんだよね〜

熱心に指導すれば結果がついてくる〜それは先生の自己満足で、技術が無ければ、生徒には理解されません。 
自己満足の熱心さで 何度も壊されてきたのが俺様なので、気が合わない〜指導の考え方の基本・方法が合わない先生とは 絶対に組みたくない=固辞したいと思っています。まこちゃんに固執されて=結果、転校をよぎなくされた・・事は まこちゃんのトラウマになっています(中・高ともに・・)
なので、カレッジでは まこちゃんの事を理解してくれる 相性の合う先生が指導についてくれる事が理想だと思っています。そうなるといいな〜 
もう 先生が固執しないでくれたらいいな〜と思っています。トラウマが再燃すると 学校を辞めなくてはならなくなります。学びの場を失うことは、とても悲しいことなので、そうならないでほしいな〜と思っています。

学びを続けることは なかなか難しいです。特に 卒業後は・・実感ですね・・・。