オトね、嫌われてるんだよ

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Nice!

ダンスを始めて、1年半以上経ちました。アニもオトもダンスは徐々に上達しています。アニはダンス教室ですぐにみんなと仲良くなり、「あ~もう、喉がいて~~笑笑」というくらい笑いまくって友達とお話をしているくらいにとても楽しそうです。そのアニにくっついてオトも横から「ぼくね~**>+<+}*‘」という感じで、話に入ろうとしています。子供同士の世界なのであまり親は顔を出さずに、私は遠くからそれを見ています。このダンス教室は、発表会がやたらに多く、今年に至っては年4回も大きな発表があります。なので、それに向けて土日に特訓があります。この特訓については、昼~夕方にかけて、要するに半日くらいみっちりとお稽古をするので、親は子供を体育館に送り届けてお任せするので、どんな様子かはわかりません。そして、そんなお稽古が毎週続いたある日の事。。アニ「あのね~~、オトさ、みんなに嫌われてるんだよ~。」と報告を受けました。あまり深刻そうじゃないアニの口調だったのですが、私「オトがダンスのみんなに嫌われてるの??誰に?」と聞くとアニ「えっとね、Aくんでしょ、BもだしCもかな。オトが一緒に何かしようとすると、みんなであっちこ~って逃げるんだよ~」あ~、A・B・Cくんはアニの大の仲良し4人組だよね。。やっぱりオトとはうまくいってなかったんだね。。ちなみに、その時に、アニも一緒にオトをからかっているようです。オトは「も~~~おにいちゃん!!!」とか言いながら、大声で怒鳴ってたり叩こうとしているのは何度かみかけた事があります。私「オトって、アニ以外の子に叩こうとしたり、大声だしたりするの?」アニ「あ~、僕以外にはあんまりしないけど、たま~にあるよ。でも、どうしてこんな風にオトがみんなに嫌われるようになったのかは僕にもわかんない」とのことで。。ダメですね、私もついつい「アニのお友達=オトとも仲良くしてくれている」と思い込んでしまっているところがあるんです。でも、本来はアニはアニ。オトはオトの友達がいて、それぞれでお友達関係を築いていかなければいけないんですよね。確かにA・B・Cくんはアニの大の仲良しだけど、だからオトとも仲良くしてやってくれとは言えないことなんですよね。いやいや、最初は仲良くしてくれていましたが、そのうちにオトの言動・しぐさ・かもしだす雰囲気が徐々にA・B・Cくんの中で「??」になっていって、なんだか嫌だな~という存在になってしまったのでしょう。こうなることを恐れていたのですが、やっぱり実際にそうなった事実を告げられると凹みます。。親からみても、オトはダンス教室にお友達と呼べる子は一人もいません。(いつもアニにくっついているだけです)アニにくっついて笑っているオトの様子を見ていた私は、大丈夫なんだと勝手に解釈していましたが、どうやらそうではなかったようです。私「オト、A・B・Cくんに嫌われてるの?自分でそう思う?」オト「……うん。思う。」私「オトは嫌われてるなって気付いてどう思うの?」オト「…いやだな~って思う」私「じゃあ、どうすればいいだろう。一緒に考えてみようか」ということで、昨日ゆっくりと二人でお話をしました。そして、①お友達のお話を最後まで聞く。そして、そのお友達のお話の内容と関係しているお話をする。突然、自分が話したい事を話さない。②大声で怒らない。怒ってよいときは、相手に先に殴られたときだけ。③自分がやりたいことを優先させない。相手の希望を聞いてまずは相手が希望する事を一緒にする。④アニに頼りすぎない。自分のお友達を自分で見つけるようにする。というような事をアドバイスしました。オトの場合、中途半端なアドバイスは混乱するので、多少極端な内容になってしまっているかもしれませんが、それでも何割理解してくれただろう、と不安なところです。今はまだふざけあっているようにも見える状態ですが、いつそれがエスカレートして本当のいじめの対象になるかは正直遠い話ではないような気がするんです。ちょっと楽観視しすぎていたかもしれません。オトには可哀想ですが、オト自身がみんなに嫌われている事に気が付いて、落ち込む感情を持ったときに、はじめてオト自身のコミュニケーション力に変化が出てくるんじゃないかと思っています。なのでこれを乗り越えて欲しい。いっぱい悩んで落ち込んで、変化を見せて欲しい。よっぽど酷くなったら、その時は家族で守ってあげるからね。ただ、オトはどこか能天気で、強がっている風でもなくオト「ダンス、すっごい楽しいんだよ~」と言っています。実際、教室でも楽しそうにダンスを踊っています。ただ、お友達の話しになると「それは、ちょっといやなんだけど。。」とトーンダウンします。親が気にしているほど、本人は気にしていない様子ではあるのですが…しばらく様子をみてみます。。たぶん私の方が落ち込んでます(苦笑)にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ