そう、やってくる、っていう感じなのです。
得体の知れない“不安感”がやってくる。。。
どんどんマイナス思考になっていくのです。私の場合の体調不良の初期状態は、いつもマイナス思考から始まります。
漠然とした不安感みたいなものが頭の中を支配し始め、生きていくこと自体に自信がなくなるというか、生きていること自体が嫌になるというか、生きていることを含め何もかもが面白くなくなり、とにかく思考がマイナス側に落ちて行くのです。
そんな自分にふと気づき、ヤバイ、なんとかせねば、とは思うのですが、もうダメ。
坂道を転げ落ちるように不安が津波のように押し寄せてくるのです。
鬱を経験してる方は、この感覚、なんとなくわかりますよね。(^o^)
未経験の方には、絶対わからない感覚です。
私も、経験したのと想像のレベルの差に愕然としました。
精神障害の方は、これが四六時中なんだと思うと、これは地獄だ。。。
去年の場合は、10月3日がターニングポイントでした。
その日は私の誕生日。高校時代からの友人2人と江ノ島の温泉に1泊してノンビリする予定が入っていました。
飲み過ぎたのこともあったのか、翌朝が最悪。まったく酒が抜けておらず。。。
翌々日になっても体調が復帰せず。。。
二日酔い? 体調不良?
そのまま寝込んでしまい、それから2ヶ月体調が復帰せず。。。(ToT)
俗に言う「不安障害」というやつらしいです。
心療内科の医師に言われました。
タイミングもわからず、いきなり不安に襲われる。
家にいるタイミングならいいのですけど、外出中だとたまりません。
街中だろうが、電車の中だろうが、冷や汗タラタラになり、立っていることも出来ず、うずくまって不安が去るのを待ちます。30分以上動けなくなります。
俗に言う「パニック障害」というやつらしいです。
不安とパニックが嫌なので、外出したくなくなります。
不安とパニックが恐いから、安定剤飲んで、なるべく寝てしまうようにします。
家にいれば、一人で闘うだけで済むので。。。
血圧も急上昇。
なぜか右耳だけに壮絶な耳鳴り。
耳鳴りを誤魔化すために、でっかい音で音楽をかけます。FMラジオが無難だったりしてます。
テレビは観ません。ニュースとかが不安を呼び起こすから。
お笑い番組とかバラエティは、観てるだけで死にたくなるから。
いつしか、1日18時間ぐらい寝るようになります。
寝られるとホッとします。
記憶にあるのは不安だけ。頭の中にはどんもん靄がかかるというか霧がかかるというか、どんどん白くなる。真っ白になる。頭の中が五里霧中。思考回路が完全停止して、記憶も飛び始めます。
そんな最悪の状況が、私の場合、約3週間続くのが、毎年春と秋の恒例行事だったりしているのです。
43歳の時からだから、今年で9年目です。
今年の初売り。さやいんげん。。。