ローカルねた です。鹿児島県社会福祉協議会が調査とガイドブックの作成をされています。■保育所・幼稚園における気になる園児実態調査の実施 https://www.kaken-shakyo.jp/kenjiritsukyo/hoiku-top.html① 調査結果の概要版(PDF)② 障害児保育を実施している保育所一覧(PDF)② 障害児保育を実施している幼稚園一覧(PDF)③ 調査報告書(45頁)PDF■鹿児島県の児童デイサービス この指とまれ! https://www.kaken-shakyo.jp/kenjiritsukyo/jidoudei-top.html鹿児島県の児童デイサービス この指とまれ!(86頁) (PDF)(※ 誤りが4箇所あります。)なかなか いい仕事をやってくれました!園児実態調査でのアンケート回収率は保育所 463園中 216園幼稚園 236園中 127園 で 約半分の園が回答されました。アンケートと回答をいくつか紹介しましょう。障害児保育(特別支援教育)実施している 45% (104園)実施していない 54% (186園)( うーん まだまだですねー )障害児保育の未実施186園中、今後の取り組みについて実施する 23% (43園)実施しない 28% (52園)検討中 43% (81園)無記入 5% (10園)気になる園児がいると応えた226園中、特別な支援体制を設けていないのは71園( 実施しない理由は調査結果を御覧下さい )(幼保別の気になる園児の気になり方が気になったので調べてみました。ちょっとでも気になった園児の割合は 3歳児 5歳児幼稚園 5.3% 5.8%保育園 11.1% 11.4%幼保でこの数字の違いが出るのは何か意味があるような気がする。気になる側のスキルによるものか?園児の家庭環境等によるものなのか?)特別な支援体制の主な内容は?・保健所、療育機関、相談機関など関係機関・団体と連携をとっている・発達障害に関する研修会に積極的に参加している・専門職員による巡回相談・指導を定期的に利用している・特別な人員配置(加配等)をしている気になる園児の対応で主に困っていることは?・保護者への告知などの働きかけ・保護者の理解・協力が得られない・専門職がいない・人員不足で十分に関われない( 半分の園で保護者への対応に困っているのが現状のようです )困ったときの相談先は?・市町村の保健師(母子相談・育児相談・親子教室)・保護者・障害児等療育支援事業施設・県児童総合相談センター気になる園児への対応や支援で必要なことは?・専門職員(保健師・保育士・相談員等)による園訪問・職員数の増加・保護者への告知の支援体制・検査・診断の充実といった具合です。お時間のある方は、是非ご一読下さいませ。どんな子どもでも未就学のうちから、ともに育つ環境がどの地域でも実現されるといいな、って思います。地域のどの幼稚園・保育園の中に療育の機能があるといいですね。”児童デイサービスが必要でなくなる”そんな理想を語ってくれる方もおられます。幼稚園・保育園など未就学時期の支援体制、かなり重要です