春休みも今日でおしまい。明日から6年生になるらしい、のび太。さて、そんな春休み中、のび太にはお手伝いを多々、やってもらいました。お米をといで炊く、トイレ掃除、お風呂掃除、自分の部屋掃除、キュウリの千切り、いり卵、味噌汁作り、などなど・・・「働かざるもの、食うべからず」の精神に則り、我が家は食事後は旦那も席を立つ。食器を運んでもらうのだ。それくらい、当たり前だ!ワタシの妹の旦那様は食器洗いまでするのだから上には上がいる(笑)さて、そんなのび太に食器洗いを教えようと、まず、流しに出ていたお皿3枚を「これ、洗ってくれる?」と頼みました。まず、好きにやらせてみて、あとでダメだししようか、と。そうしたら、のび太、まず、スポンジに洗剤をドバッとつけた。「あああ・・・洗剤はね、ちょっぴりで大丈夫。 少しの量でも泡立ちいい!って コマーシャルで言ってるでしょ?」「あ、そっか」とか言いつつ、まず、一枚目の皿をスポンジでゴシゴシ。「ヌルヌルしたところがなくなるようにね。 あと裏側もね」・・・と、一生懸命、表も裏もこすって・・・「よし!」と、1枚目の皿を流水ですすぎ出す。「あ、あのね、まず、全部のお皿を 洗剤で洗ってから、 全部のお皿を順番にすすいでいけばいいんだよ」と手順を説明したのだが、「えええ~?! 一枚ずつ、洗ってしまいたいよ~」「え?でも、お皿洗いって言うのは 一応、全部を洗剤で洗ってここにまとめておいて、 そのあとで全部をすすぐ、っていう方が 手際よく洗えるんだよ」「えええ~!? なんかやりづらいよ。 まず、ボクのやり方で洗ってみたいんだけど、 「ボクのやり方」でやらせて!」そう言って、のび太は、1枚の皿を洗剤で洗って、すすいで、そして2枚目の皿を洗剤で洗って、すすいで、またまた3枚目の皿を洗剤で洗って、すすいで・・・と、3枚の皿を洗ってくれました。ま、いっか!で、別の日。「今日もそのお皿、洗ってくれる? 今日はお母さんのやり方で洗ってみて欲しいんだけど」と、おそるおそる頼んでみると、「うん、じゃあ、まあ、やってみる」と、お許しが(笑)で、3枚の皿を、まとめて洗剤で洗い、それが終わったら、まとめてすすぐ・・・と、やってみたのび太。「う~~~ん・・・ ボクとしては一枚ずつ、洗い終わるまで やりたい気持ちなんだよね。 一度にたくさんのお皿のことを考えられないよね。 一枚ずつ、ひとつのお皿に集中して 洗いたい気持ちなんだけど、 でも、正しい洗い方は『全部洗って、そのあと全部すすぐ』 っていうやり方なんでしょ? どうしたらいいかな~ ボクに合ったいい方法を考えてみるよ」さすが、アスペ族(笑)一度にたくさんの皿の事を考えられない、ってまさにASっぽいし(笑)だけど、正しいやり方を重んじるって言うところもまさにAS(笑)「ボクに合ったいい方法を考える」ってのもまさに特別支援の申し子(笑・・・特別支援の恩恵は受けてないけどね)で、まだ、ボクにあった皿洗いのいい方法は結論が出ていません(笑)