先々週、最後のPTAがありました。保護者一人一人が一言挨拶をすることになり、和気あいあいと進められる中、やがて殿母の順番に。殿母は一応立ってはみたものの頭の中が真っ白になり(パニック体質か?)、脳裏にこれまでの日々が思い出され、皆の前で泣いてしまったそうです。殿の付き添いの為、他の母達のように満足に活動が出来ず、いつもすまなそうにしていた殿母。いろんな行事で配慮してもらったり、助けてもらったり、協力してもらったり、皆の心づかいがありがたくて泣けてしまったんだと思います。近所のスーパーで買物する時、殿の姿を見失い店内を探していると「殿くん、洗剤コーナーに居たよ」って教えてくれる同級生のお母さんが何人もいるそうです。たくさんの母達が殿のことを知ってくれています。その母達の話によると、殿の事が夕食時のお子さんの話題にでるらしいのです。それぞれのご家庭で殿を暖かく受け止めて下さっているようです。なんともうれしいことです。ある意味、母同士の関係も殿がいたからこそ良い関係になったとも言えるような気がします。優しさが連鎖していくような感じでしょうか。出来る範囲内でしたが殿母もPTA活動に参加し地域での繋がりを実感出来たことと思います。本当に殿母はよく頑張りました。殿は皆に支えられ明るく元気で過ごせました。あなたの頑張りのおかげです。ありがとう。よみきかせと6年間、春夏秋冬、喜怒哀楽の送り迎え。それも今日で最後です。明日、殿は卒業します。